三浦:「さあ、続いてはこどものミ・カ・タ 学びのツボです。このコーナーでは日ごろからお子さまの宿題やお勉強のことを気にかけているご父兄の方にも問題を解くポイント、コツなどを学んでいただいて、ふだんから子どもたちにお勉強を教えられるよう、学力アップしていただきたいと思います。本日の講師、この方です。個別指導学院サクシード中田校 片野広大先生です。よろしくお願いいたしまーす」
片野学院長:「よろしくお願いします」
全員「お願いしまーす」
三浦:「さて、今日はどういったジャンルの問題を出題しましょうか?」
片野学院長:「そうですね、今日は音と光の速さの違いについてです」
三浦さん:「今日はさっそくですね、まず黒板を皆さんにご覧いただきたいと思いますよ。こちらでーす
」
片野学院長:「A地点に人がいまして、B地点で上がった花火を見ているっというような図です。花火の光が見えてからドーンという音が聞こえますけど、これはどうしてでしょうか?」
三浦さん:「これの原理とかって、皆さんおわかりですか?」
松風さん:「これはあの、身近に一番感じられる、音速と光速の違いですよね」
松本さん:「うんうん。光の速さの方が速いっていうことですよね」
片野学院長:「そういうことですね」
松本さん:「雷もそうですよね、ピカってなってから少ししてからドーンってきて、近いか遠くかってわかる」
山川さん:「リカ姉のね、ダジャレもそうですもんね。時間差でこう」
松本さん:「しーんとなってから、ワーッ」
三浦さん:「そこまでわかってたら今日はみなさん大丈夫でしょう。先生こちらにじゃあ、お戻りください。今日の問題です。こちらです」
片野学院長:「A地点にいる皆さんが、花火を見てから、6秒後にドーンと音が聞こえました。その時、A地点から、B地点の花火までは、どのくらいの距離があるでしょうか?」
三浦さん:「はい。さあこちら、四つの選択肢からお答えいただきまーす。それではシンキングタイムスタート!」
片野学院長:「もう答え書いてらっしゃる方がいらっしゃいますね」
松本さん:「もう、もう出ました」
山川さん:「出ましたよ!」
三浦さん:「どうやってこれを、答を導き出したのかっていうのも聞かせてもらいますからね」
片野学院長:「ヒントとかいらないですか?」
三浦さん:「先生、せっかくヒント考えてきたからちょっと言いましょうよ」
片野学院長:「そうですね。これちなみに新幹線だと、だいたい24秒とかですね」
三浦さん:「ヒントになったかな新幹線だと24秒かかるという」
(終了チャイムの音)
三浦さん:「はい終了でーす」
三浦さん:「はい、とということでじゃあ、もうね、一斉に答えだしちゃいましょうか。はい、それではせーので答えをお願いします、どうぞ。・・はい、松風さんとリカ姉が3番、5キロですね。そして山川さんが2番、2キロ。じゃちょっと、3番とお答えになったお二人は」
松風さん:「まあリカ姉がね、図で示したとおりの計算方法で」
三浦さん:「すごいなんかグラフかいてある」
松本さん:「いやグラフじゃないですよ。山下公園でよく花火上がりますよね、夏ね、ええ、ええ、ええ。その神奈川新聞の花火が上がった※※ですね、だいたいうちに届くのが、だいたい5秒」
松風さん:「経験上ね」
松本さん:「で、そっから、山下公園からうちまでってだいたい5キロぐらいかなあ・・」
片野学院長:「ああ、なるほど」
松風さん:「経験からですよ」
三浦さん:「なるほど。松風さんは」
松風さん:「いや、おんなじ気持ちです」
三浦さん:「おんなじ気持ち(笑)。以下同文っていうことで。山川さんは?」
山川さん:「私も2番ですけど、おんなじ気持ちです」
全員:「(笑)」
三浦さん:「なんかよくわかんないですけどー」
山川さん:「難しいんだもーん」
片野学院長:「正解者は山川さんですね」
三浦さん:「そうなんですよ! ふわっとしてる山川さん大正解です」
山川さん:「やったー!」
松本さん:「え、ちょっとまって、じゃあ、じゃあ山下公園まで2キロだったんだ、うちが」
三浦さん:「これはですね、ちょっと今日難しかったかもしれません」
山川さん:「難しいですー」
三浦さん:「そもそも、音の速さが、時速ないし秒速でどのくらいなのかっていうのがわからないと、ひもとけない問題だったのかもしれないですね」
片野学院長:「そうですね。はい、で、光の速さから説明なんですけど、光の速さはなんと、秒速約30万キロぐらいです」
山川さん:「えーーー」
片野学院長:「一秒間に、地球七周り半、太陽からの光は8分20秒で地球に届いてしまいますし、月・地球間は、3秒で往復してしまいます」
松風さん:「往復!」
三浦さん:「光の速さっていうのはもう、すぐに目に届く速さという」
片野学院長:「そうですね、花火が見えた瞬間に、開いた瞬間にもう、目に届いていると思っていただいたほうが」
三浦さん:「ほぼゼロ秒ということですね。今回は音の速さが、の知識が必要になってくると」
片野学院長:「音の速さは、秒速約340メートルですね」
三浦さん:「秒速340メートル」
片野学院長:「はい。1秒間に340メートル進む。光とは桁違いですね」
三浦さん:「ほんとですね」
片野学院長:「これを、あの小学校六年生のときに習った、速さと時間の公式、これに当てはめていきます。はい。秒速が340メートル、これが速さですね。で、時間が6秒ですので、掛け算しまして、2040メートルになります。で、これをキロメートルに直すと、約2キロというのが、今回の正解になります」
山川さん:「これ小6でやるんですか?」
片野学院長:「ここの部分が小学校六年生っていうことです」
三浦さん:「あ、速さ×時間」
片野学院長:「はい。あまり音の速さの知識は、憶えておかないといけないっていうのは、あまり中学校のテストなどでは出ませんけれども」
三浦さん:「ただね、さきほどおっしゃったみたいに、その、雷。光って、そのあとに音が遅くくればくるほど、ちょっと遠いなとか。自分の知識の中でもね、生かせますからね」
山川さん:「そうですね、知っといたほうがいいですね」
三浦さん:「光と音の関係、憶えておくといいかもしれません。ということで、このコーナーではですね、皆様からの相談なども募集していますのでどしどしこちらまでお寄せください。お待ちしております。それでは最後に、片野先生にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」
全員:「ありがとうございました」
片野学院長:「ありがとうございました」
次回は北山田校の山中学院長が算数の暗算問題を解説します!
遅刻・欠席などの教室へのお問い合わせは
各教室ページから教室へ直接ご連絡ください>>