出題形式変更、読み取りに重点。
「千葉県の現状と課題」を題材とした、3分野の融合問題。例年通りの4題の出題だが、(1)の出題は過去問等ではあまり見ない問われ方であり、抽象的な問われ方から、廃藩置県について回答する形式だったため、ピンとこなかった人もいるかもしれません。(3)の読み取り問題では、資料の円グラフが割合の高い順に示されていなかったため、見にくく感じられます。資料読みに日頃から慣れておき、冷静に読み取りを行う必要がありました。 (4)では、生成AIに関する出題があり、時事的なものについても広く関心を持っているかどうかが問われました。
例年通り、日本地図に基づいた出題及び、地形図の読み取りがありました。ぶどうやみかんなどの産地についてや、北海道の主要農業地域の1つ石狩平野について問われるなど典型的な出題だったので、問題演習を重ねてきた受験生にとってはおなじみの問題だったでしょう。落ち着いて、ミスなく読み取りできたかがポイントです。 地形図では、ハザードマップを絡めた地図の読み取りの問題でしたが、これも、これまで学習した地形図の読み取りで対応可能な問題です。基本的な地形図の読み取りについてしっかり身に着けておく必要がありました。能登半島地震の影響か、自然災害を題材とする問題が社会の入試で増えています。(4)では自然災害に対するわたしたちの心構えが問われましたし、(1)の選択肢の1つとして「南海トラフ」ということばも見られました。生活の中で、ニュース等を通して得た知識も十分に受験の中で役に立ちます。ニュースや新聞でわからない用語や気になったことを、きちんと調べて理解しておくことが大切です。
例年通り、世界地図からの出題です。(1)の緯線・経線、時差については、苦手と感じる人も多いですが、定番と言ってもよい問題なので、必ずマスターしておきたいところです。(2)の日本の貿易国についてもよく目にする問題ですので、しっかり覚えておきたいです。 一方で、知識だけでは判断することが難しく、文章から求められていることを正確に読み取らなければならない問題も多く出題されました。(3)の中国国内の説明文の空欄補充は、前後の文脈を正しく読み取らないとひっかかってしまいそうな問題です。(5)のフィヨルドに関する問題も、ワードだけではなく、どうやってできたのかを問う問題でしたので、用語の暗記だけではなく、日頃からどうして?なぜ?と立ち止まって考えておく必要がありました。
文化史からは「日本の絵画」が出題されました。今回は、絵画についての詳しい説明が書かれていますので、絵画の暗記というよりも、文章をきちんと読み解き、そこから関連する出来事や背景について思い起こせたかどうかがポイントでした。ここでも、暗記だけではない幅広く柔軟な知識が求められます。一問一答形式の暗記だけではなく、どういう流れでそうなったのか、どんな背景があったのかに思いをはせながら学習していくとよいでしょう。また、教科書の本文だけではなく、資料集やコラムなどに目を通しておくと知識が深まります。
昨年度と比べて出題形式が大きく変化し、ガンディーがヒトラーに送った手紙が題材となりました。しかし、誰が誰に対して送ったかを判断する必要があり、混乱してしまった人も多かったのではないでしょうか。特に、(1)~(3)の問題は、手紙の内容を正確に読み取れていないと全て不正解となる可能性があり、かなりの難易度だったと言えるでしょう。 これも、ドイツ・ヒトラー・インド・ガンディーといったワードだけを覚えていたのでは、太刀打ちできません。戦争の背景にあった帝国主義、ナチズム、社会主義から、現代におけるテロや地域紛争の背景の1つともいわれるグローバル化まで、かなりはば広い視野が求められた問題でした。
経済に関する問題です。「家計」「企業」「政府」という、今日の経済における最も重要な3主体に対する正しい理解が問われました。「ワーク・ライフ・バランス」「企業の社会的責任」「日本銀行の役割」など、比較的生活に身近な知識であり、ニュースなどでもよく話題になるところなので、広く社会について興味を持ち、日々情報を収集しておくと有利でしょう。 (3)の資料の読み取りでは、レポートの内容からアメリカを特定し、国民負担率からアメリカが大きな政府か小さな政府か判断する問題が出題された。二段階の特定を要求する分、文章を正しく読み取り判断する必要があり、やや難しく感じられます。
国会、内閣、裁判所、地方自治といった、政治のしくみについての問題でした。比較的有名な、ビゴーの風刺画からの出題なので、資料集の細かいところに目を通し、過去問演習などで見たことがある人は有利だったでしょう。 条件記述では、首長の解職請求が題材となりましたが、必要な署名数だけでなく、提出先まで求められ、細部まできちんと理解し、文章にする力が求められました。記述形式の出題に慣れておき、どんな問われ方でも適切な形にまとめる練習をしておく必要があります。
「マイクロクレジット」を題材とする問題が出題され、SDGsに絡めた問題でした。 また、各国のエネルギー事情の読み取り問題では、ドイツがどれにあたるかだけでなく、適する説明を選ぶ必要があり、発電割合と発電量の二つの資料を見比べながら判断しなければならなかったので、難易度は高かったのではないでしょうか。 今後もしばらくの間は、SDGsに関連した出題が多くなると思われるので、関連する用語は覚えておくとともに、時事的な情報にも目を配っておく必要があります。
出題数、大問ごとの構成に変化はありませんが、出題形式に変更がありました。完答問題も増えていますので、資料や文章を論理的に考え、正しい回答を導く必要があります。 また、見慣れない形式の問題も増えており、初見の資料をいかに正確に素早く読み取ることができるか、そのうえで思考・判断することを求められました。条件記述も文脈を正しく読み取りながら、適切な形に文章を整えていく必要があり、書きづらいものが多かった印象です。昨年度より全体的な難易度は上がったのではないでしょうか。
内容としては、地理、歴史、公民のあらゆる単元からまんべんなく出題されました。教科書に書かれている基本的なことがらを、きちんと理解し、ミスなく回答する力とともに、その関連事項や背景についても理解できているかで差がつく問題だったように思います。 教科書の内容を一問一答形式で覚えるだけではなく、どうしてそうなったのか、背景になにがあったのかを思い起こしながら記憶していく必要があり、柔軟な学習が必要です。日頃から、ニュースや新聞に触れ、様々なことに興味を持ち、調べる習慣をつけておきましょう。
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