
日本語にも「他動詞」と「自動詞」はあります。
例えば、「起きる」と「起こす」ですね。前者が自動詞、後者が他動詞になります。
他動詞と自動詞の区別は「目的語をとるのが他動詞、目的語をとらないのが自動詞」と説明されます。
ここで、「他動詞は目的語をとらなければならない動詞」であると考えた方が英語の学習において納得いくことが多いと思います。
例えば、「have」は「持つ」と教えられる人がいますが、不十分な感じがします。
「have ~」は「~を持つ」と覚えて欲しいですね。
ですので、「I have.」(私は持つ)という文章はありえません(目的語が省略されている場合は成り立ちます)。
「I have.」は「私はを持つ」となってしまいます。
このことを知っていれば、
「The chair I had made in this house was broken by him」
のような面倒な英文も、
①「made」は目的語をとらなければならない他動詞なので「made」の目的語があるはず
②「in」は目的語にはならないので関係代名詞の省略で「chair」が目的語になるのではないか
と、思考していくことが可能になります。
「他動詞」と「自動詞」の区別が出来ると、関係代名詞や分詞を用いた複雑な英文を解していく際にとても役立ちます。
「他動詞」は目的語をとる動詞であるから、受動態の文を作れたり、受身の意味になる過去分詞になれるのです。
「自動詞」は受動態の文はとれません。
受動態は目的語が主語になり「される」「された」となる文だからです。
「他動詞」しか受動態や受身の意味を持つ過去分詞にならないと覚えておきましょう。
例えば、次のような英作文を書いた生徒を見たことがあります。
「次の文章は削除されました」→「This sentence was disappeared.」
正しそうな英文ですが、間違っています。「disappear」は自動詞なので受動態の文はとりません。
分からない動詞が出てきたら、「他動詞」なのか、「自動詞」なのか、または両方をとるのか必ず辞書でチェックする癖をつけましょう。
「この動詞は他動詞だ」といった形で覚えるのではなく、辞書を繰り返し引く中で、自然と覚えていくと覚えやすいですし、忘れにくいですよ。
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