「社会は暗記だから」、「単語は覚えるしかない」とか「公式は覚えてしまいましょう」と言うのは簡単ですが、なかなか難しいですよね…。
私はとにかく「覚える作業」が苦手でした。というか、嫌で苦痛でした。
「覚えるべきものがある」→「覚えなければならない」→「暗記する作業をする」→「覚えられない」→「覚えられない自分に嫌気がさす」→「暗記だけでなく勉強自体のやる気が低下する」
という負の連鎖を何度も経験しました。
「覚えなければならない」ということと、「やってもなかなか覚えられない」ということ自体がストレスになっていました。
皆さんもそういうことないですか?特に受験生の中にはいらっしゃると思います。
そこで、私がとった暗記の仕方は「覚えようとせず、たくさん触れる」ということでした。
「忘れることは仕方ない。忘れてもいいから忘れただけ何度も繰り返そう。忘れることは気にしない。」と考えました。
これを実践して良い事は、精神衛生上楽になることです。暗記出来ていない自分に嫌気がさしたりして、勉強のやる気が低下したりしませんし、たくさん触れることに注力するので、とにかく長時間勉強するのがそれほど苦になりませんでした。
以下では、「英単語」「社会の知識」「数学の公式」に分けて、たくさん触れる学習法を紹介したいと思います。
お薦めは「速読英単語(Z会)」を毎日2題ずつ読むことを繰り返すことです。
「速読英単語」は文章を読みながら単語を覚えるというコンセプトの単語学習本です。
新出単語も既出単語も分からなければ辞書で調べます。
覚えようとはしません。ただ、ひたすら毎日2題ずつ読むだけです。最後まで読んだら最初に戻ります。これを受験が終わるまで繰り返します。
自然と3000単語くらいは頭に入ってきます。
とにかく、教科書(山川)を読み込むことです。こちらも覚えようとしません。
歴史の流れや制度内容を理解することに重点を置き、分からないものは用語集で必ずチェックしながら読み込みます。
そして、読んで理解できた思ったら、該当分野のセンターレベルの問題を解きます。出来なかった問題は教科書に戻って、確認します。当然、出来なくてもへこむことはありません。「受験本番じゃなくて良かった」、「出来なかったから触れる回数が増えて良かった」くらいに思えばいいです。
これをひたすら繰り返します。現代まで来たら、また最初からやっていきます。
こちらも当然、問題を繰り返すことなんですが、その前にやっておいたほうが良いことがあります。
それは、公式が導かれた過程を理解することです。
例えば、簡単な公式で「解の公式」があります。これを自分で導けますか?
ax2+bx+c=0を平方完成し解を導きます。
a(x2+b/ax)+c=0
a(x+b/2a)2-b2/4a+c=0
a(x+b/2a)2= b2/4a-c
(x+b/2a)2=( b2/4a-c)/a
x+b/2a=±√( b2/4a-c)/a
x=-b±√( b2-4ac)/2a
となります。
公式の導き方をきちんと理解しておけば、身につくのも早いですし、「どの場面で用いるのか」がよく分かると思います。
あとは、ひたすら問題演習をしていきましょう。
最初に言いましたが、「覚えなければならない」と考えると「覚えられない自分」に嫌気がさして、勉強に気持ちが向かなくなります。
上記の学習法を参考に「ストレス」を感じないよう工夫してみてください。
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