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2026/02/24令和8年度「千葉県公立高校入試 数学」の問題から見る今後の傾向と対策!

出題内容

大問1 小問集合

例年と同じ形式での出題でした。
文字や平方根を含む計算問題から始まり、二次方程式、円周角と中心角、データの活用、確率、一次関数(反比例のグラフ)と変域、立体図形と展開図と中学数学の広い範囲を網羅するような問題構成でした。
教科書や参考書の基本問題と同等のレベルの問題がほとんどを占めましたが、昨年と比べるとデータの活用と確率の分野の小問で文章量が増加し、少し受験生にとって解きづらい問題も見受けられました。
大問1は昨年と同様に51点分の配点となっており、大部分を占めているため、ここでいかに失点を防げるかが県立入試数学における最も重要なポイントです。

大問2 関数

大問2では、昨年と同様に関数のグラフの問題が出題されました。
(1),(2)で基礎レベルの問題を問い、(3)で発展的な内容となる傾向も昨年通りでしたが、(3)の難易度は昨年と比べるとやや易化した印象です。二次関数のグラフに直線が交わっているという内容で、受験生にとっては教科書や参考書で頻繁に目にしたものではないでしょうか。
(1)と(2)は交点や切片の座標、直線の傾きを求める問題で、いずれも習得が必須となる基本パターン通りの問題でした。
(3)では2点間の距離が変化する問題で、参考書の標準からやや発展寄りのレベルと言えます。昨年よりもグラフへ書き込むなど手を動かすことで、解答のイメージは掴みやすい内容でした。

大問3 平面図形

問題形式は例年通りでした。三角形に円が内接している図形がテーマでした。
(1)では事象の証明に対する誘導文の空所補充が出題されました。証明内容は教科書や参考書にも頻繁に出題されるもので見覚えがある受験生も多かったと思いますが、選択肢の内容を丁寧に精査する必要がありました。
(2)では(1)での誘導を受けて証明を記述する問題でした。証明問題の演習をしっかりとこなしていた受験生にとっては手が動きやすかったのではないでしょうか。
(3)は三角形に内接する円の半径を求める問題で、発展問題としては定番ですが、解き方が頭に入っていないと少し難しく感じたかもしれません。また計算途中に平方根が含まれるという点でもミスを誘発しやすい出題と言えます。

大問4 対話文を扱う問題

例年通り少しボリュームのある対話文を通して数学的な問題を扱う内容でした。
昨年と同様に対話に登場する問題は「長さを測らずに正方形の用紙を3つ折りにする」という受験生にとっては初見で、かつ複雑なものでした。
一つ一つ読み解いていくと、問われている内容はそこまで難しくなく、標準レベルと言えます。三角形の相似、平面図形を座標に落とし込み一次関数を導入する内容が含まれました。後半につれて内容が複雑になっていくもので、文章を根気強く読み込み、操作の内容を理解することが求められました。

総評

出題形式や配点等は例年通りで、大きな変化はありませんでした。
中学範囲3年分が非常にバランスよく出題されました。小問集合である大問1と以降の大問の(1)や(2)までの内容は教科書や参考書の基本問題に頻出であり、日々基礎内容をしっかりと勉強していた受験生にとっては解き方がすぐに浮かぶものが多かったと思います。これらの問題に手が止まらず対応できた受験生とそうでない受験生とでは解答時間に大きな差が生まれてしまい、そのまま点数へと直結したのではないでしょうか。
また、全体を通して問題の文章量が多く、数学的な問題に取り掛かる前提として文章読解力が問われるものでした。これは受験生にとって3年後に直面する大学入試共通テストの傾向にも共通しており、今後もこの傾向はさらに加速していくものと思われます。ただ闇雲に問題の解き方を1対1で覚えていくのではなく、数学的な本質をよく理解した上で、それらを自ら言語化できる能力が必要です。
いずれも受験期直前に身に付く能力ではなく、3年間コツコツと学習を積み重ねていくことが年々強く求められているように見受けられます。

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