令和3年度の問題形式は、試験時間50分、変わらず全8題問で構成され、マークシートと記述式で回答。枠組みに大きな変化はなかったです。(最後の出題分野一覧参照)
しかし、問われかたの違い、小さな変化は確実にあるのでそこについて確認していきましょう!
短い英文や対話を聞いて、その内容についての問いに答える問題。リスニングの放送時間は、約10分間です。冒頭では、例年よりも答える選択肢の英文が複雑化。問われる主語が共通なものが少ないため、少し戸惑った受験者もいたと思います。しかし恒例の英単語リスニングの筆記問題では、昨年度のrestaurantという不安になりやすい文字列、さらにヒントなしというものに対し、今年度は1文字目アルファベット指定のscienceということで、解きやすかったです。このように差がつきやすい問題でも、日常的に接することの多い情報が出題されやすい。日々アンテナを張ろう。
(問2:英会話文に対しての空所補充、問3:適語選択、問4:語順整序)
問2では、書かせる英単語のレベルに差異がありました。具体的には、昨年度は、afraidやstrongestなどと標準的な単語レベルが求められました。今年度は、swimmingやlanguageなど、単語自体のレベルは、比較的易しい。しかし、これらの単語は、よく、スペリングを間違いやすい単語として扱われるものばかりです。
問3は、最も基本的な文法問題。与えられた一英文に対し、4つの選択肢の中から最も適するものを選ぶ。こちらは、昨年と同程度の傾向、難易度を保っています。興味深いのは、今年は、この問題にも注釈で単語の意味が添えられました。後半の長文読解での注釈は、例年通りですが、この題問と後述の問4にも注釈が付いたのは、近年では初めてです。注釈が付いたのは、somedayやbreadなど、既習だが、たしかにやや単語レベルの高いもの。ただしこれは、コロナウイルスによる休校で変更された「中学3年生で学習する英単語」範囲から除く措置によるもので、本年度のみの変更と予想されます。
問4では、英文における並び替えの力が問われました。先述した問3との違いで、対話文ということが挙げられます。全8題問中の4題問目ということで、全体的に見ると、半分まできたと思い、時間への意識が薄れがちですが、ここから後ろの大問は、英作文と長文読解ということで、大変時間がかかります。目安は、ここまでで1/3の時間までに抑えられることだが、とにかくペースは乱さずやろう。最後に、語順整序に関しては、この問題形式をやりこむのがよい。文法が固まってきたら、ぜひたくさん数をこなそう。
問5では、イラストを見て、与えられた条件に沿った形で、場面に従った内容を英作文する問題。問題形式こそ難しいですが、だからこそ慣れることが大切です。具体的に、今年度のこの題問の 正答例を見てみよう。「How many students watch movies」”非常に簡潔で書きやすいものだが、複数の知識が必須です。「How many 複数形~」という知識を軸として、「moviesとちゃんと複数形にできているか」なども関係してきます。しかし、知識を組み合わせる必要があるだけなので、落ち着いてミスがないか確認しながら解けばしっかりと得点できる分野です。ところで、通例、英作文の問題は、最後にあることが多い。これを大問ごと中盤に持ってきたのが神奈川の特徴であり、時間は中盤で焦って考えるという事はないと思います。ですが、注意してほしいのは、時間をかけすぎないように。後ろに長文読解があるということを忘れてはいけません。
(問6:総合型長文読解問題、問7:資料活用型長文読解問題、問8:対話型長文読解問題)
問6は、総合的な長文読解。今年度も昨年度同様、やや固い文章が出題。テーマは、「高校生が授業でクラス生徒に向けて行った学術的発表の原稿」。グラフの形式は変わったものの、難易度に大きな差は無いです。昨年度は、問(イ)で、棒グラフを選ぶ問題があったのに対して、今年は、文章中への適文補充に変わった。形式こそ変わったが、難易度に大きな変化はなく、つまり、焦らずいきましょう。変化された出題方法から言えることは、傾向を把握するべきだが、固着しすぎないようにということ。今年の受験生は、この傾向変化を見て、好転した人もいることと思う。このような対応力は、模擬試験などでも培っていこう。
問7は、資料を活用して答えていく問題。英文や会話文とともに、与えられる資料をうまく活用できるかにかかっています。この分野は、問題の資料パターン(グラフ、表、図など)が多いです。
その中で厄介な料金計算は、昨年度出題されたため、今年は出題されませんでした。代わりに、新傾向の年表が出題されたが、設問自体は、非常に基礎的なことが問われていました。こちらの題問も、形式が鍵となるので、この問題形式をやりこむのがよいです。文法が固まってきたら、ぜひたくさん数をこなそう。
最後に問8は、会話文型の長文を読む問題。長文の長さや難易度は、例年通り。問8になると、問われ方がよく変わりやすいので注意が必要。なかでも、今年の問題は、問われ方がやや難化。問(ア)のデータの組み合わせは、2つを選ぶという点で、例年より時間がかかるものでした。分かる情報を書き込んだりしながら、データを正確に把握しよう。また、問(イ)の内容要約も、選択肢を正確に把握しなければならないという点で難化。素早く消去法と正攻法を併用しましょう。残りの問題は傾向通りだったが、このように問8は最後の題問としての確かな難しさがありました。
英語は傾向が細かく変わりやすい科目です。そんな時傾向と違ったから間違えた」という事が無いようにしましょう。そこで設問で問われている文法の種類を常に意識しましょう。その根幹が理解できていれば傾向にとらわれず正解する事が出来ます。そのためには反復練習あるのみです!!
| 分野/年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | ||
| 音声 | 放送問題 | 8 | 7 | 7 | 7 | 7 | |
| 単語の発音 アクセント |
- | - | - | - | - | ||
| 文の区切り | - | - | - | - | - | ||
| 小問数小計 | 8 | 7 | 7 | 7 | 7 | ||
| 語彙・文法 | 単語の意味・綴・関連知識 | - | - | - | - | - | |
| 適語(句)選択・補充 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ||
| 書き換え・同意文完成 | - | - | - | - | - | ||
| 語形変化 | - | - | - | - | - | ||
| 用法選択 | - | - | - | - | - | ||
| 正誤問題・語文訂正 | - | - | - | - | - | ||
| その他 | - | - | - | - | - | ||
| 小問数小計 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ||
| 作文 | 整序結合 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |
| 日本語英訳 | 適語適文選択 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |
| 部分完全記述 | - | - | - | - | - | ||
| 条件作文 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
| テーマ作文 | - | - | - | - | - | ||
| 小問数小計 | 6 | 5 | 5 | 5 | 5 | ||
| 会話文 | 適文選択 | - | - | - | - | - | |
| 適語選択・補充 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | ||
| 小問数小計 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | ||
| 長文読解 | 内容把握 | 主題 | - | - | - | - | - |
| 内容真偽 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | ||
| 内容一致・要約文完成 | - | - | - | - | - | ||
| 文脈・要旨把握 | - | 1 | 1 | 2 | 2 | ||
| 英問英答 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | ||
| 適語(句)選択・補充 | - | - | - | - | - | ||
| 適文選択・補充 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | ||
| 英文・語句解釈(指示語など) | - | - | - | - | - | ||
| 文整序 | - | - | - | - | - | ||
| その他 | - | - | - | - | - | ||
| 小問数小計 | 11 | 8 | 8 | 8 | 8 | ||
| 小問数総計 | 32 | 27 | 27 | 27 | 27 | ||
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