各学年、各分野(化学:水溶液・生物:葉の細胞のつくり・地学:日本の気象・物理:平均の速さ)から偏りなく出題される小問集合の形式は昨年と同様。平均の速さを計算させる問題が出題されてはいるが、問われている内容はどれも基礎的な問題なので、全問正解を狙いたいところ。
「力のはたらき」に関する問題でした。作用点などの基礎知識を問うものに始まり、力を図示し計算させる問題があるものの、比較的取り組みやすい課題であったとも言えます。しかし、文章量が多いので、この大問で必要以上に時間がかかってしまい、この後の大問で焦ることになってしまった人もいるのではないでしょうか。全体的にも、文章量・記述解答が多いのが千葉県の特徴でもあります。時間配分にも注意が必要です。
始祖鳥やカモノハシを代表例に進化やその特徴についての問題。動物だけでなく植物に関しての進化を絡めての出題であった。問われている内容自体は基礎的な知識のみだが、最終問題が記述式であったため、書き方に悩んだ人もいたかもしれません。日頃から、「なぜ?」「どうして」を自分の言葉で説明できるようにしておく必要があります。
「鉄と硫黄の反応」に関する問題でした。教科書の基本的な内容をしっかり覚えていれば対応できたのではないかと思います。計算問題が入ると、一見難しそうに見えてしまいますが、(4)の問題も難易度的には高くはありません。比較的定番の問題なので、問題集や過去問題で見たことのある人もいたのではないでしょうか。問題数をこなし、“定番”の問題をいかに素早く解けるようになるかがポイントとなります。
「地層」と「地形の成り立ち」に関する問題でした。浸食をはじめ、基礎知識を問われるものが中心ではあるが、会話文中から必要な情報を整理したり、記述を作成したりと、解きづらい印象の問題がいくつもありました。また、(2)ではチバニアンの時代区分についても問われました。(4)の河岸段丘の成り立ちは、海面の変動について述べる必要があり、やや難度の高い記述問題であったと言えるでしょう。
「金属のイオンへのなりやすさ」に関する問題でした。(3)は未知の金属について、実験の結果をもとにイオンへのなりやすさを考える問題で、正確な情報処理能力を要する問題でした。マイクロスケール実験の利点も教科書で確認しておきたいところです。
「星の日周運動、年周運動」に関する問題でした。(1)~(3)は、日周運動とその理由、各方位での動き方など、いずれも教科書の内容を学習していれば解答できる基礎内容が中心。(4)は1か月後の星の位置を求める問題ですが、”定番”とされる問題のため正解したいところです。
今回は天体の問題としては難易度が低かったが、同内容でも、着眼の仕方や数値の設定を少し変えるだけで難易度を上げることができる分野であるので、日頃から応用問題にも触れて思考力を鍛えておきたい。
「電流がつくる磁界・交流」に関する問題でした。(1)、(2)は交流や磁力線などの基本的な知識を問われました。(3)は、コイルのまわりにできる磁界の向きを、方位磁針のN極の向きを示す部分の動きとして解答する問題で、思考力が問われる難易度の高い問題であったと言えます。
難度の高い問題でした。
この分野も、厚紙を傾け磁石を通過させる問題や、抵抗器に着眼して磁界の強さを問うものなど、難化させやすいテーマである。今回の内容だけでなく、日頃から応用問題へもチャレンジしておきたい。
「生物の観察」「植物の分類」に関する問題でした。身の回りの生活に関する出題で、植物の観察がテーマ。ルーペの使い方や合弁花、シダ植物のふえ方に関する基礎知識を問う内容でした。(1)で記述させる問が出題されたが、頻出内容であるため、そんなに苦戦はしなかったのではないでしょうか。ここでも、幅広い分野に興味を持って学習してきたかどうかが問われていたと言えます。
2021年度より入試が1本化されたが、問題の構成は、以前の前期選抜と同様です。大問1が基礎的・基本的な知識を問う小問集合、大問2~9は物理、化学、地学、生物の各分野から2問ずつと、全学年の学習事項からバランスよく出題されています。記述問題が減ったこともあり、昨年より大幅に易化したといえるのではないでしょうか。そのため、いかに小さなミスを防ぐかがカギとなったのではないかと思います。まんべんなく各分野の基礎知識を理解しておく必要があるでしょう。
また、昨年度と同様ではあるが、観察・実験を題材に会話文形式での出題も多いため、情報量・文章量が非常に多く、データや図・表などから結果を分析して解釈する力やそれを表現する力も求められる。日頃から情報を整理して自分の言葉でアウトプットする練習を積んでおく必要があります。理科用語、図やグラフ、公式、化学式や化学反応式などは、丸暗記ではなく、その意味もきちんと理解するため、それぞれの単元の基本事項や実験・観察の方法、結果、考察についてまとめる練習をして記述力をつけておくといいでしょう。
単元別でいうと、「光の性質」「電流と回路」「電流と磁界」「化学変化と物質の質量」「仕事とエネルギー」「植物・動物の体のつくりとはたらき」「火山・地震」「天気の変化」「生物の成長とふえ方」は引き続き注意が必要。「化学変化とイオン」「地球と宇宙」についても出題の可能性ありそうです。また、地学分野でのチバニアンに関する問題は2020年後期にも出題されています。時事・ご当地に関する身近な話題も日頃から注意して見ておく必要がありそうです。
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