途中式

2023.05.02

こんにちは、サクシードつきみ野校の東條です。

直近で勉強方法についてのブログを更新しましたが勢い余ってまた書いてしまいました。やはり勉強を教えることが好きみたいです笑

というわけでタイトルにもあるとおり、今回は“途中式”についてです。勉強方法というより、丸点けや復習の時に使えるものです。早速紹介します!

さて、途中式と聞いて何の科目を思い浮かべますか?

恐らく多くの方が「数学」と言うでしょう。あとは理科にも「電気」「力」といった計算分野がありますのでこれも当てはまりますね。

では、国語英語社会はどうですか?

…そうですね。途中式なんて無いですね。だから数学と理科では途中式は綺麗に残しましょう。国英社は自力で頑張ってください。

で終わるわけないんですけどね!私は国語英語社会にも立派な途中式があると思っています!!

嘘つけと思いますよね。

正直”式“ではないので途中式と呼ぶのは語弊があるかもしれません。

途中式は”思考過程”ですので、私が今回主張したいことは(まるで途中式のように)思考過程を残すことができるということです。以下、その説明になります。

皆さんはカタカナや数字で答える「記号問題」をどう解いていますか?思考の問題ではなく、どう解答しているか、です。

正解だと思うものに〇をしていますか?そぐわないものをスラッシュなどで消していますか?特に何もしていませんか?

選択肢を削っていく、ということはとても大切なので何もしていないようであれば必ず何かを残すようにしましょう。

ここで下の略地図をタップし、下段の選択肢をご覧ください。

これは「3と4は違うと判断して消し、1と2で迷って2を選んだもの」です。この〇とスラッシュが重要です。

例えばこれで答え合わせをして正解が”1”だったらどうでしょう。我々講師からすると「この子は2択まで絞れているんだな。じゃあそこから解説しよう」と図ることができます。

正解が”4“であれば「この子は2択に絞る時点で間違えてしまっている。どういう風に考えたのか尋ねて、誤認しているところを直してあげよう」と同様に図ることができます。

これは生徒自身の目線でもそうです。「2択までは分かったんだけどそこから決定打がなかったんだよなー。先生に訊いてみるか」「あれ、4は違うと思ったんだけどな。じっくり解説見てみるか」と方針を立てて解き直しをすることができます。

中には4択からまったく絞れない問題もあると思います。そうであればテキトーに何かに〇をつけておけば「この問題、さっぱり分かりませんでした。」と伝わります。

こういったことからこれらはすべて立派な途中式(思考過程)だと考えます。変に意識せずに取り組めることだと思うので是非活用してみてください!

つきみ野中学校では5月12日(金)に1学期中間テストがあります。1年間で最も簡単な定期テストですし、しっかりと準備して臨むことは当然大切です。

ですが、終わった後の解きなおしも同じくらい大切です。特に数学はテスト直しレポートを出して終わりにしている生徒さんが大多数ではないでしょうか。(それで理解できているならもちろん良いですが…)

初めにも記載したとおり、今回の内容はそんなテスト直しにも重宝することです。大事な初めてのテスト、有耶無耶になって今後に繋げられないことの無いよう工夫して取り組みましょう!

注意のあとがき

5月3日~5日はGWで塾が開いていません!会員の方々には4月22日に一律メールでご連絡済みですがご注意ください!

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