成績の見方を知ろう その1
2024.03.25
こんにちは、サクシードの田中です。
今日は多くの公立中学校で成績の返却があったかと思います。
特に神奈川県の中学2年生にとっては入試に関わる大事な数値です。
上がった下がったで一喜一憂はあると思いますが、大事なのはこれからです。
今回の成績をよく分析して次に備えてください。
と、いうことで今日は、面談等でご説明する内申点のつけ方について簡単にお話しします。
下の表を見ていただくとわかりやすいと思いますが、中学校の成績をつける際に
3つの重要な観点があります。
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
この3つをA゜ A B C゜ C の5段階で評価し、その合計で1~5の評定を決めます。
大まかな考え方としては、観点のうち「①知識・技能」は基本問題、「②思考・判断・表現」は応用問題だと思ってください。(もちろん例外はあります)
なので仮に同じ70点を取っても
応用ができなくて
①知識・技能 A゜
②思考・判断・表現 B という評価の人や
バランスよく取れて
①知識・技能 A
②思考・判断・表現 A という評価の人が出てきます。
こちらの観点別評価でB以下のものがあれば弱点だと思ってしっかり対策しましょう。
基本問題の対策と応用問題の対策はやるべきことが異なります。ここの判断がついていないまま
努力しても最大の効果を出すことができません。
なので、成績表をしっかり見ることが大切なのです。
今日は3つの観点のうち2つについてお話しましたので、次回は3つ目の観点「③主体的に学習に
取り組む態度」についてお話します。こちらは公立入試直結の大事な観点なのでじっくりお話
させていただきます。
他にも詳しくお話を聞きたい方やすぐに対策を始めたい方はぜひ体験授業にお越しください。
お子様の成績をお持ちいただき、どこが弱点でどんな対策をするべきか?
ひとつひとつ解決していきましょう。