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ケアレスミスをなくすために

2023.06.30

皆さん、こんにちは!

 

早速ですが、今回、「ケアレスミス」についてお話したいと思います。

 

定期考査が終わり反省する中で「ケアレスミスが多かったー」という声をしばしば聴きますが、ケアレスミスと言っている間は、点数は伸びません。

 

ケアレスミスは深い分析、意識することが重要だからです。

 

ケアレスミスの大きな原因として三つあげられます。

  • ケアレスミスに気を付けようといった漠然とした意識で解いている
  • 自分がケアレスミスをするはずがないという思い込み
  • 時間がなく焦っている

 

人によって細かい原因は様々あるでしょうが、大本はこの3点でしょう。

 

これらを意識した上で分析してみましょう。

 

~数学の場合~

(-3²)÷12=-3/4 という計算がテストに出たとします。

この問題に以下のように答えたとしましょう。あなたはこのミスに気づけますか?

 (-3²)÷12

=6÷12

=1/2

 

ここで原因はケアレスミスだから次から気を付ければいいやと思った人、ちょっと待ってください。そのままだと同じミスを繰り返してしまうでしょう。ではどうすればよいでしょうか。

 

まずは、しっかりと分析をしましょう。

 

例えば、正解の式と自分の式を比べて違うところを見比べてみることも大事です。

 

今回の場合ミスは下の二つです。 

  • -3²と(-3)²を混同して考えている。
  • 3²=9なのに3²=6と誤った計算をしている。

 

このようなミスはなぜ起きてしまったのでしょうか? と考えるようにしてみてください。

 

仮に今回の場合は時間がなかったことが原因にあったとします。次にでは、なぜ時間が足りなかったのでしょうか? もしかすると、全体の問題数を見たときに思ったよりも問題数が多く、いつもよりも焦りがあったかもしれないですね。 では、なぜ、焦ったのでしょうか? ……というように、「なぜ?」「なぜ?」と何回も自問する問題解決方法を「なぜなぜ分析」といいます。この方法はトヨタ自動車という会社で発案された効果のある方法で、勉強だけでなく、いろいろなことに応用ができる方法です。

 

ケアレスミスと、一言で言ってしまうことは非常に簡単です。次のテストの注意点を考えて、「ケアレスミスをなくす」ということも簡単です。

ただ、そう言っているうちは、なかなかミスは減らないかもしれないですね。

自分がミスする本当の原因を知り、本当の原因に対する課題を考え、訓練する。この作業こそ、ケアレスミスをなくす近道です。 

 

最初は難しいと思います。自分の苦手と向き合うことは思った以上に苦痛であるかもしれません。

一人では向き合えないかもしれないと思った方は、一緒にどうやったらケアレスミスをなくせるか、一緒に考えてみましょう。

 

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