この問題解けるでしょうか
2021.10.11
こんにちは。講師の藤井です。
10月に入って、過ごしやすくなってきましたね。
まだ少し暑い?気もしますが…
いずれにせよ、秋です。
あまり関係ない話ですが、秋って短くないですか?
すぐ冬になっているような気がします。
今日は、ちょっとした算数の問題を用意してみました。
問題はこちらです。
先に言っておきますが、こちらは中学受験の問題です。
<問題リンク>
https://drive.google.com/file/d/1ceJmKPaZmOE3ExPGoyjfgHGklbOYj3XF/view?usp=sharing
問題を見ていただけましたでしょうか。
中学受験ですよ?
中高生の皆さん、三平方の定理を使って解いたりはしていないでしょうか。
もちろん、三平方の定理を知っていればすぐに解けます。
(逆に解けてなかったらそれはそれで悲しい。笑)
では、三平方の定理を知らないという前提であれば、どのように解きますか?
しっかり考えてみてください。決して難しいことはしなくて大丈夫です。
それでは解説です。
この問題は、面積に着目することで糸口が見えてきます。
まず、四角形ABCDは正方形です。では四角形ABCDの面積は?
簡単ですね。
四角形ABCD = 49
です。
それでは、次は四角形EFGHの面積を求めてみましょう。
直接求めることは難しいので、四角形ABCDから、周りの三角形を引いてあげればいいのです。
ですので、
四角形EFGH = 四角形ABCD – (三角形AEH + 三角形BFH + 三角形CGF + 三角形DHG)
よって、
四角形EFGH = 49 – (3×4÷2)×4 = 49 – 24 = 25
ですよね。
ここまでくればあとは簡単です。
四角形EFGHは正方形なので、辺EFは、
EF = 5
になりますね。
三平方の定理を使わず、解けましたか?
この問題、おそらく高校生あたりの人は逆に解きづらかったと思います。
知識を知ると、柔軟性が失われがち、ということです。笑
皆さんは知識を蓄えながら、柔軟性も失わずに生きてください。
それではこの辺で。
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