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令和6年度 「千葉県公立入試問題 英語」の問題から見る今後の傾向と対策!

2024.04.05

こんにちは!

サクシード新松戸校の山中です。

遅くなりましたが他のサイトでも余りまだ出ていませんでしたので

令和6年度 

「千葉県公立入試問題 英語」の問題から見る今後の傾向と対策!

作成致しました!

出題内容

大問1~4 リスニングテスト (27点)

昨年同様の標準的な問題です。過去問演習をしていれば落ち着いて取り組むことができたと思います。今年度は、千葉県で長年出題されてきた単語のスペルを書かせる問題がなくなり、一部にマークシートも導入されているため、形式変更に戸惑った人もいたかもしれませんが、内容的には昨年度の形式に近いものなので、落ち着いて考えればそんなに難しくはなかったのではないのでしょうか。しかし、選択問題が増えた分、紛らわしい選択肢もいくつか見られました。焦って回答してミスをしてしまった人もいたかもしれません。前置詞の意味など、細かいところまで正確に意味を読み取る必要がありました。日頃から英語の音声に触れて細かいところまで聞き取る練習をしておきましょう。

大問5 文法および文構造 (15点)

語形変化は基本的なものでしたので、例年より簡単に感じたと思います。語順整序も、「比較」「間接疑問」「関係代名詞の省略」と、頻出単元が出題されました。過去問にもよく出てきている単元なので、過去問演習を繰り返していた人には簡単に感じられたと思います。

「間接疑問」は苦手としている人の多い単元で、差もつきやすいので、しっかり理解しておきたいところです。

大問6 英作文 (8点)

昨年までは「1つの場面における四コマ漫画のセリフ」を考える問題でしたが、今回は「2つの全く関係ない場面におけるセリフ」を考える課題だったので、昨年よりも取り組みやすかったと思われます。“雨宿り”の状況説明についてはどの単語を使っていいか迷う人もいたかもしれません。日頃からできる限りシンプルに、簡単な言葉で状況を説明する練習をしておき、定期的に先生等に添削をしてもらっておく必要がありそうです。

大問7・8 英文読解 (38点)

大問7は300語程度、大問8は450単語程度と、どちらもほぼ昨年同様のボリュームです。例年見られた、「内容から推測して単語を書く問題」がなかったため、例年より難易度は下がったと言えます。しかし、以前なら注釈がついていたような単語(increase やsituationなど)も注釈なしで文章中に出てくるため、豊富な語彙力と流れからの推測力が必要になってきていると思われます。日頃から語彙を増やす努力をしたうえで、多くの長文に触れておく必要がありそうです。

大問9 対話文の読解 (12点)

昨年度は難易度が高めでしたが、今年度は日常的な会話の上、条件英作文がなくなったので、取り組みやすくなったのではないかと思われます。しかし、本文中のことわざが比喩であることをきちんととらえないと間違ってしまいやすくなるため、丁寧に読む必要がありました。また、紛らわしい選択肢もいくつかありましたので、焦らずじっくり考えて解答する必要がありました。

総評

今年度から一部にマークシートが導入されたことにより、記述式問題が減り、記号問題が増えました。そのため、昨年に比べると取り組みやすく、平均点も上がるものと思われます。

一方で、選択肢のなかにミスを誘発するような紛らわしいものもはいっているので、ケアレスミスにも気を付ける必要がありました。

全国的な読解力重視の傾向は千葉県でも採用されており、難易度の高い単語・熟語などが注釈なしで問題文に含まれており、豊富な語彙力と文脈から推測する力が求められているものと思われます。日頃の単語練習と長文練習が大切になりそうです。

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