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高校中間テスト分析【数学Ⅰ編】大問①~⑤

2022.06.04

皆さんこんにちは!

サクシード弥生台校の積治です。


今回はとある高校一年生の、数学中間テストの問題分析を行っていきます。

問題構成は大問①~⑩で構成され、基本的な計算問題から、

用語の知識を問われるような問題まで、ジャンルは多岐にわたっていました。

共通テストを意識しているのか、穴埋め問題が多く出題されていたのが印象的です。

今後のテスト対策のためにも動向は見ていきたいと思っています。


大問① 多(単)項式の知識

共通テストのような会話形式の穴埋め問題で、記述式の解答でした。

多項式や単項式の用語の知識について問われている問題で構成され、

易しいサービス問題だったため配点も低く、配点も抑えめです。

ここでは絶対に落としたくない基本の確認でした。

大問② 多項式の計算

多項式SとTについて、次の計算をせよ、というテンプレートの問題でした。

⑶はそのまま代入して計算すると大変なことになってしまうので、

まずは各文字について整理をしたのちに、計算するか、

⑵の計算結果を用いて計算するか、の二択になるかと思います。

Sの係数が等しければもっと簡単でよかったのですが・・・・。

大問③ 指数の計算

基本的な指数の問題で、中学生レベルの問題でした。

マイナスの符号の間違いだけに気をつければ、差はつかないと思われます。

t^2*t^5や、(-2st^2)^5について区別できるようにしておきましょう。

大問④ 式の展開

中学生で多様する公式を利用する問題から、

二つの括弧内の項が三つずつ存在するような問題まで、

基本的な計算知識と技能の確認問題でした。

特につまずくところはないと思いますが、⑸の変形が面白い問題だと思います。

当時の私は気づくか怪しいところで、もしかしたらごり押ししているかもしれません。

大問⑤ 因数分解

みんな大好き因数分解です。

受験では必ずと言ってよいほど、因数分解はどんな試験にもでます。

テストの方は、共通因数をくくるという基本の確認から、展開公式の逆

たすき掛けの計算多項式を文字に置き換えて解く

という複数の手法を使う問題が出題されていました。

⑺⑻は難しめではありますが、問題集や教科書の章末問題に触れていれば問題ないレベルでした。


①~⑤のまとめ

基本的な確認問題が多く、つまづくところが少ない、力をはかる良い問題ばかりでした。

問題構成も小問番号が多くなるほど難しくなる、というテンプレ通りで、

テスト問題を作成された先生方の心配りを感じます。

(私がテストを作るときは必ず変な問題を中間に入れて困惑させるので・・・。)

また、章末問題や配布されている問題集から出ているような問題も多く、

日頃の学習にしっかり取り組めた人が結果を残しやすいテストになっていたと思います。


次回は後半部分について考察していきます。

もし、解説を聞きたい!と思った方がいらっしゃいましたら、

コチラか、お電話:0120-131-366 までお願い致します!

また後半部分のテスト考察でお会いしましょう!

サクシード弥生台校 積治

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