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計算ミスの減らし方

2021.05.27

こんにちは。踊場校の田中です。

本日は、以前の学院長ブログでも少し話が出ました計算ミスの減らし方について書いていければと思います。

今回の試験は計算問題の割合が多く、計算ミスをしてしまう生徒の皆さんにとっては中々うまくいかないテストになっていることもあるかと思います。

そのために、計算ミスを減らす方法についてみていきましょう!

まず、たくさん練習すると計算ミスは減るのかというお話ですが結論から言うと「人による」です。

計算練習でミスが減る人はミスをする場所を体感し気を付ける癖がついてきたことで注意深くなったということです。

気づけなければまったく減らないという人もいます。

では、計算練習を減らす方法と練習法を紹介していきます!

①見直しをする練習をする

こちらはありきたりな方法になりますが見直しをすることです。実は、見直しを練習の時に行っていった際の効果、見直したことによって間違いに気づくという効果だけでなくは初めて解いた計算問題の正答率を大きく跳ね上げるという効果もあります。計算ミスが起こりやすい場所は決まっています。分数の処理、移行時の符号ミス、(   )を外すとき、下の行に写すときの書き間違いなどです。見直しを行う際はそれらに自然と注目するかと思います。つまりそれは気を付ける点への注意力を上げる作業そのものになります。そうすることで計算ミスの減少へつながります。

本番は見直しをきちんとするから今は大丈夫と思っているのであれば、ほとんどの方は時間が足りなくなります。日々練習をしておくことで、そもそもの間違いも減り、見直しという行動自体も早く正確なものになっていきます。解いた問題を〇付けする前に1ページごとに見直ししてみるということを心がけてください。

②〇付けの際は答えを書かずに〇×だけを付ける

まず、前提として皆さん途中式は必ず書きましょう。たまにチラシの裏などに計算している方がいますが、絶対にダメです。関数の問題や確率の問題などの付随的な計算をするときにチラシの裏に行うのはよくても、計算練習でそれはやめましょう。必ず、ノートに見やすく書くことです。こちらもびっちりと詰めて書く方がいますが、見やすくすぐに見直せるように広々と使ってください。数学が苦手な方ほど、その問題の答えを聞いた際にどこに書いてあるのかがわかりにくいです。

では、途中式を書いて計算を終えると皆さん〇付けを当然するかと思います。ここでも注意点です。〇付けは必ず1ページ以上はまとめて行わないようにしましょう。また、〇付けをして解きなおしを終えてその日の勉強を終えてください。次の日以降に解きなおしを回すといったことがないようにしましょう。

さて、本題です。〇付けの際は答えを赤ペンなどで書いていしまう方がいますが、〇×だけつけて答えを書くことはしないでください。答え書いて分かったうえで解きなおしを行えば多くの場合は正解出来てしまいます。これは当然というと当然の現象でして、

計算間違いというのは解き方がわからないのではなく解き方を間違えているもの

ですので答えありきで解くと正解できてしまうのです。それで、解けると思い終わってしまうのですが問題点は1回目に解いたときに間違えたことなので解決になりません。

では、どのように答え合わせをするのかというと間違った問題のどこが違うのか途中式を見直しましょう。そこで間違いを見つけて、計算しなおして再度答え合わせを行います。これによって、計算間違いは減っていきます。

今回紹介した2つの方法は計算の間違いが起こりやすい箇所にしっかりと注目することを習慣化するというものです。

計算ミスは癖です。必ず、自身の間違いやすい傾向が存在します。癖は意識しなけれ治りません。

今回紹介した方法を実践し、自身の癖を見抜き計算ミスを減らしていってください。

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