2022.03.10
皆さんこんにちは!
講師の堀本です。
先日、神奈川県公立高校入学試験の結果発表があり、
受験シーズンもほぼ終わりに近づいていますが、
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
受験から開放された人もいれば、
これから受験に向けて計画を立てている人もいると思います。
さて、今回はこの一年間受験生を指導して感じたことを書いていこうと思います。
皆さんのこれからの学習の参考になればと思います。
まず受験で合否を大きく分けるのは、
「勉強を生活の一部にどのように組み込むのか?」という点です。
これは、学習の習慣をつけるという点でもありますが、
それは受験生として当たり前です。
受験は相対評価ではないので、
他の人とどのように差をつけていくかが重要なポイントとなってきます。
その組み込み方の例は、
「スキマ時間を有効活用する」ということです。
みなさんが想像しているスキマ時間は、
例えば「入浴後の就寝までの一時間」のようなものだと思いますが、
正直な話、そのような時間に勉強したところで、他の受験生はみんなやっています。
それをやった上で更に他の受験生と差をつけていかないといけません。
では、その「差」とはどのように作るのか?
それは、例を挙げるならば「入浴中・トイレ中などです」
え!?と思ったかもしれませんが、
みなさんが驚くということはつまり、
誰も目をつけていないスキマ時間ということです。
受験生が当然やるべき時間に学習し、
更にこのような時間を有効活用することによって、
ようやく他の受験生と学習時間での差が生まれてくるわけです。
僕は、外出した際の信号の待ち時間や、
コンビニでレジの会計を待っている間、
学校の授業中に先生が英文をゆっくり読み上げている時間に、
その英文を5回小さい声で暗証したりしていました。
このようにすれば、他の人の5倍英文に触れることができます。
個人的に、
演習において短い期間でたくさんの回数同じものに触れるということは、
とても重要なものと思っています。
僕の経験則ですが、
英単語帳を一年間かけて1~2周した人は殆どその学習内容を覚えていません。
しかし、一ヶ月から半年に短い期間に4~5周した人は、
その学習内容をほとんど身につけています。
僕自身、大学受験の際は一時間で1周できる英単語帳を3ヶ月で180周しました。
そのおかげで、高校内容の英単語は今でもしっかり定着しています。
これも、全て英単語のための時間をわざわざ確保したのではなく、
スキマ時間を有効活用した結果です。
この一年間、
様々な生徒を見ていく中で、
自覚自習ができてなおかつ結果を早い段階で出している生徒はスキマ時間を有効活用して、
「生活の中に勉強を組み込んでいる人」だと気づきました。
思い返せば先述のように自分も生活の中に勉強をうまく組み込めていたと思います。
今からの一年、どのように過ごすかで一年後自分がどうなるかが大きく変わります。
特に受験生は、この一ヶ月間を振り返ってみてください。
自分に「本当にこの一ヶ月頑張ったな」と言えるでしょうか?
例えば「友達と遊んだ日の翌日、切り替えられずにダラダラしてしまったな・・・。」
「休日、スマホをいじってそのまま一日が過ぎてしまったな・・・。」のように、
いざ振り返ってみると改善点がたくさん出てくると思います。
まずは、そのような自己分析から始めていきましょう。
勉強時間が確保できてもそのやり方がわからないようであれば、
教室で相談してみましょう!
きっといい方法を紹介してくれるはずです。
僕も教室で待っています。
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