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私立中学1年生・高校1年生 目標を持って新たな学習習慣を

2021.04.19

こんにちは、仲町台校の片野です。
中学・高校の新1年生は部活の体験入部なども始まり忙しくなってきましたね。
今年から私立の中学校に通い始めている女の子は、学校から電車で直接通塾しているのですが、
塾に着いた時にはすでに疲れ果ててしまっています。
初めての電車通学、通勤・通学のラッシュに揉まれての登校は心身ともに疲労がたまるのでしょう。
高校1年生も同じです。
これまでは徒歩◯◯分での通学から電車を使っての通学となる子も多いでしょう。
本日は、通学環境が大きく変わる中高一貫校の中学1年生・新高校1年生へのアドバイスです。

新しい環境に順応しよう!

《これまで》
学校の授業が終わり、家に着くとまだ15:30くらい。
就寝の時間が22:00くらいだとすると、まだ6時間30分くらいあります。
夕食の時間が19:00からで、なんだかんだで20:00。
そこからお風呂に入って、お風呂はゆっくり1時間。
髪を乾かしたりなんだり・・・
と夕食後をゆーーーーーっくり過ごしても、15:30から19:00まで3時間30分ありました。
夕食までに予習・復習の時間は取れそうです。

が、

《新学期スタート》
学校の授業が終わるのが15:00。
部活の最終下校は18:30。
学校の最寄りの駅に着くのがなんだかんだで19:00。
そこから仲町台までドアtoドアで45分。
家に着くのは20:00。
そこから夕飯を食べてお風呂に入って・・・。

なんと、これまでどおり過ごしていると勉強の時間が取れません!
睡眠時間も大切なので、高校生でも遅くとも23:00には布団に入りたいですね。
1日のスケジュールの見直しが必要です。
まずは現状の1日のスケジュールを書き出してみましょう。
現状のスケジュールで満足のいく勉強時間が確保できなければ、
今までゆっくり1時間入っていたお風呂を30分で切り上げなければいけないでしょうし、
部活後の着替えなどをささっと終わらせて1本早い電車に乗る、とか、
スケジュールを書き出すことでどこを改善するべきか浮かび上がって来るはずです。
1日のスケジュールを書き出し、新しい環境に順応する作戦を立てましょう。

高校1年生→3年後の目標を立てましょう

私自身も社会に出て上司に、
「3年後にどうなっていたいか、5年後にどうなっていたいか、考えて行動しなさい」
と言われてきました。

高校1年生であれば、3年後の高3での進路について考えてみましょう。
大学受験を考えているのであれば、一般選抜で学力勝負をするのか、
学校の定期考査で良い点を取って学校推薦型選抜で大学を決めるのか、
はたまた旧AO入試、総合型選抜で大学を決めるのか、
そして、どの大学にいくのか。
高校入試を経験した皆さんはわかったと思いますが、
高校や大学は義務教育ではないので、「学力に応じて」希望の大学に進学することができます。
いくら行きたい大学・学びたい学部であっても、相応の学力がなければ合格できません。
なので、行きたい大学・学部は早い段階で明確になっていた方が作戦は立てやすいです。
「まだ高校入ったばっかりなのにー」と思う子もいると思います。
でも、中には、大学受験も考えて今の高校を選んだという同級生や、
すでに志望校や志望学部が決まっている同級生もいるでしょう。
そして、首都圏の大学受験は神奈川県内だけでなく全国から受験生が集まります。
早い段階から目標を立て、目標に向けてコツコツ勉強をしてきた生徒が志望校の合格を掴むのです。
特に高い目標がある子、決して早すぎることはありません。
早速目標を立てて3年後の入試に向けて始動しましょう。
スポーツなどと違ってフライングはありませんよ!

中高一貫校中学1年生→家族みんなで目標を共有しましょう!

私立の中学1年生は、「燃え尽き症候群」という言葉があるように、
中学の勉強がなかなか身に入らないという相談も多く聞いてきました。
これまで塾からたくさんの宿題が出ていて、毎日それをこなすのでいっぱいいっぱいだったはずです。
それがなくなると、何を勉強していいのかわからない、という子もいます。
まだまだ中学1年生です。
「まずは英語の教科書の音読をして、新出の単語を書けるように練習しておこう。
次の授業の部分の音読もして・・・」
なぁんて、今自分が何を勉強するのがよいのか判断できる子なんてほとんどいないと思います。
しばらくの間は、お父さん・お母さん、もしくは塾の先生が自宅での学習を指示する必要があります。
中高一貫校に通うお子さんの次の受験は6年後です。
12歳の子に「6年後の自分を想像して目標を立てなさい」と言ってもなかなか難しいです。
また、大学付属の学校であれば、大学の入試を経験せずに進学する生徒も多いでしょう。
そんなこんなで、中高一貫校に通うお子さんの目標設定はなかなか難しいのですが、
公立中と違い、定期テストの結果が順位ではっきりとわかります。
クラス内での順位・学年での順位、どの位置にいたいのかいてほしいのか、
お子さんとお父さん・お母さんで目標を共有しておくとよいでしょう。
その上で6年後の大学受験の話につなげていくと、
毎回の定期テストの勉強が遠くにある大学受験につながっていることがイメージしやすくなります。
お子さんも難しい年頃になりますが、まだまだお父さん・お母さんの影響は大きい年齢です。
中学生の間は『家族みんなで目標を共有する』のがよいと思います。

新しい環境に慣れるまで体力的にも大変だと思います。
しっかり睡眠を取り、朝ごはんもしっかり食べて、部活など自分のやりたいこともしっかりやって、
勉強の時間もしっかり取って・・・
1年目は本当にキツいと思います。
でも、この1年で学習のサイクルを作り直すというのも大切なことです。
キツいのはみんな一緒。
キツくても1日の中で勉強の時間を必ず確保する、その習慣が3年後の自分を助けるのです。
信じて頑張ってみて下さい!

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