更新日:2020年7月25日
皆さんこんにちは。講師の野村遥香です。
暑くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ夏休みになる、という方も多いですよね。「夏休みに突入するとついつい生活リズムが乱れる…」「起きる時間が遅く、朝食を抜いてしまう…」なんてことはありませんか?
今回は、朝食のお話しをしたいと思います。
一般的に、朝食はしっかりと食べた方が良いと言われています。
それはなぜだと思いますか?
答えを書く前に、体の中で起こる代謝反応を簡単に説明します。
食後、人間の体内では血糖値が上昇し、その後、血流にのって脳、肝臓、筋肉などの様々な臓器に糖が運ばれます。糖は、各臓器でエネルギー源として働きます。
特に脳はグルコースから産生されるブドウ糖のみをエネルギー源にしていることはよく知られています。
勉強に疲れたとき、甘いものを摂取する人もおおいと思いますが、これは脳へエネルギー源であるグルコースを供給するためなのです。
では、朝食を抜いてしまうとどうなってしまうでしょうか。
血糖値がなかなか上がらず、エネルギーが供給されない。特に、ブドウ糖が欠損し、脳は栄養不足の状態に陥ってしまいます。そして、心身の活動力の低下や集中力の低下など体に悪影響を及ぼします。
上記の理由から、朝食は欠かさず食べることをおすすめします。 受験生は勝負の夏。受験生ではない方でも、このご時世では課題が多く出されることと思います。しっかりと朝食を食べ、朝から集中して学習をし、午後息抜きに遊びに行く。このように時間を上手に使ってみて下さい。
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