更新日:2018年8月6日
みなさんこんにちは!講師の鈴木です。
暑い日が続きますね〜。
みなさんは夏休みどこか遊びに出かけましたか?
遊ぶのももちろん大事ですが、忘れてはならないのが…夏休みの宿題!
特に、読書感想文に苦労している人が多いのではないでしょうか?
そこで、今回から複数に渡って読書感想文の書き方についてレクチャーしていきたいと思います!
Step.1
読書感想文はアイドルの握手会だと思え!
…みなさんの「?」という顔が目に浮かぶようです。
とにかく説明していきますね。
まず、よく陥ってしまいがちな悪い例が「実況中継型」の感想文です。
例えば桃太郎を例にとると
「おじいさんは山へ柴刈りに行きました。柴って何?と不思議な気持ちになりました。おばあさんは川へ洗濯に行きました。大変だなと思いました。桃から桃太郎が生まれました。びっくりしました…」
このように、長い説明文に対して一言一言感想を入れている人が非常に多いです。
しかし、これでは要するに何が言いたいのか分かりません。
読書感想文は、広く浅くではなく狭く深くを求められています。
つまり、一番伝えたいことを1〜2つ選んで、それを掘り下げていけば良いのです!
では、その一番伝えたいことはどうやって考えればいいのか。
ここで、作者もしくは登場人物の握手会を想像してみて下さい。
あなたは作者もしくは登場人物のファンです。しかし、話せる時間はたったの15秒。そんな短い時間で相手に覚えてもらうためには、どんな言葉をかけるか。
桃太郎を例にとります。
「あの、桃太郎さん!桃から生まれた時は超感動して!あと、鬼退治に行くんだって言った時はすごい勇気あるなって思って!あとあと、犬猿キジと絆を深めた時は本当に…」
警備員「はい時間でーす。」
どうでしょう?これでは何が伝えたかったのかよくわかりませんね。桃太郎さんも困惑顔です。
かといって、
「桃太郎さん格好いいです!」
だけでは、印象付けることはできないでしょう。
トップアイドルの桃太郎さんはそんなありきたりの言葉なんて言われ慣れているのですから。
では、これならどうでしょう?
「犬猿キジの仲間たちと力を合わせて凶悪な鬼に立ち向かって行く勇気に感動しました!」
これならばあなたが何故桃太郎さんのことが好きかも分かります。桃太郎さんもあ、俺のことちゃんと見てくれてるんだ、とニッコリ顔になるでしょう。
このように、シンプルかつ印象に残るような一言感想をまず考えてみましょう。
その一言感想を軸に感想文を書いていけばまとまった文章が書けるはずです!
ではこの一言感想をどうやって肉付けしていくか。
それは次回のブログをお楽しみに!
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