更新日:2020年3月19日
こんにちは。サクシードセンター南校の塩谷です。
桜の開花と降雪が観測された3月14日、この文章を書いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は昨今世間を賑わせている新型コロナウイルスの話題を受けてのお話をさせていただければと思います。今何を勉強すれば良いのか、家でどのように過ごせば良いのかなどについては、各方面から色々話があったと思うので、今回は違う切り口からのお話をしようかなと思います。
メディア・リテラシー という言葉はご存知でしょうか。
社会科、公民の勉強をするにあたって一度は聞いたことのある単語だと思いますが、今まさに、その力が試される時期がやってきたのだと思っています。学校が休みになり、世間の活気がもはやほとんどない異常事態です。先生や友人との交流が減る今、情報 というのはどこから手に入れているでしょうか。
テレビ、新聞、ネットニュース、SNS、YouTube… 色々ありますね。現代は、本当に様々なところから情報を手に入れることができます。ただし、これが必ずしも良いこととは言えません。
偽の情報が急速に拡散されて不安を覚え、トイレットペーパーが入手困難になった、というのは典型的な例の一つでしょう。なぜこんな事が起きるのかと言うと、
私達がアクセスできる情報はどれだけ増えたとしても、消化できる量というのは、限られているからです。すべてのニュース内容を覚えて理解できないのと理由は同じです。
だからこそ、学生であっても、自分で情報の信憑性を確かめ、理解し、行動に移す力を身につけていってほしいなと思います。(自分への戒めでもありますが・・・)
私事ですが、先日大学からの通達があり、新学期の開始は5月からになると知らされました。皆さんも場合によっては、新学期の開始が遅れたり、緊急事態宣言による影響を受けるかもしれません。いずれにせよ、
自分で考えて行動する 機会が増えるかと思います。そのためにも、メディア・リテラシーを大切にしてほしいと思います。
最後に判断し、意思決定をするのは紛れもない自分自身です!
少々堅苦しい話題になりましたが、みなさんが何か考えるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
どうかお体に気をつけてお過ごしください。
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