三浦:「それでは続いてはこちらのコーナーです。・・・さあ、こどものミ・カ・タ学びのツボのコーナーです。本日の講師の方をご紹介いたします。個別指導学院サクシード北山田校の山中力先生です。よろしくお願いいたします」
全員「お願いしまーす」
山中学院長:「よろしくお願いします」
三浦:「今日の問題のジャンルなんですけれども」
山中学院長:「はい、今日はですね、童話が示す教訓の、四字熟語の、正しい組み合わせを選んでいただく問題になります」
三浦:「四字熟語ということは、まあ皆さんお三方大得意の国語ということでいいですね」
三浦さん:「今回はですね、ちょっと例題としてこちらの四字熟語をまずご覧いただきたいと思います」
山中学院長:「はい、これ、まず読めますでしょうか」
三浦さん:「ではリカ姉お願いします、読みを」
松本さん:「はい。かんぜんちょうあく」
山中学院長:「素晴らしい」
三浦さん:「はい。そのとおりです。意味はわかりますでしょうか?」
松本さん:「なんとなく」
全員「(笑)」
山中学院長:「意味は、読んで字のごとくなんですけれども、善を勧めて、悪を懲らしめるという。で、この四字熟語が示す童話ってなにか、ちょっと思いつかないですか」
三浦さん:「物語。この勧善懲悪をテーマにした物語」
松本さん:「でもアニメだっていっぱいあるんじゃない、だって」
松風さん:「基本、物語はね、勧善懲悪のものが多い」
山川さん:「さるかに合戦?」
山中学院長:「さるかに合戦もちょっと近いですかね。どちらかというとその、なにか、えーと、やられたときに巻き返すっていう意味では捲土重来とかが合いますかね」
三浦さん:「あー、先生パッと出てきますね」
松本さん:「じゃ桃太郎とかは?」
(正解チャイムの音)
三浦さん:「というわけで今日はこんな感じの問題を皆さんに出題したいと思います」
三浦さん:「それでは本日の問題こちらでーす、はい。ジャン! さあ、こちらに皆様ご存知の童話がみっつ、タイトル書いてありますね。この童話の内容が示している四字熟語をこの七つの中から選んでください」
松風さん:「えー、面白い問題」
三浦さん:「それではシンキングタイムスタート!」
松風さん:「鶴の恩返しは、助けてあげたんだよね?」
松本さん:「この焼肉定食っておかしいでしょ。焼き肉…豚だから?」
松風さん:「浦島太郎も、初めカメを助けたし…」
松本さん:「これ難しいよ、浦島太郎はそういうことじゃないよ」
松風さん:「いやこれ、オチが違うか。オチがあれだけど、こっちの場合は・・」
(終了チャイムの音)
三浦さん:「はい、ということでシンキングタイム終了です。おひとり一問ずつ答えてもらいましょうかね」
松風さん:「わかった!」
三浦さん:「では、松風さんわかったものを」
松風さん:「いいですか?」
山中学院長:「ぜひ、線を引いて教えてください」
松風さん:「じゃあ、性格が僕ストレートなんで上から行きますね。三匹のこぶたは、用意周到」
三浦さん:「用意周到。はい」
松本さん:「なるほどー。あたしはこっちかなーと思ったんだけど」
松風さん:「え、どっち?」
三浦さん:「一致団結ですね」
三浦さん:「この関係性を説明してもらっていいですか?」
松風さん:「三匹のこぶたは一致団結してないよ! はい、わたくしが思い出しました三匹のこぶたちゃんは、兄弟が三人いまして、三者三様のやり方をしていきます。それでおおかみの攻撃を防ごうとする。そのときに最終的に、れんがで家作った、一番末のぶたちゃんが、用意周到だったがゆえに、おおかみの来襲を免れると、いうお話」
三浦さん:「ではリカ姉もお願いします」
松本さん:「いや三匹のこぶたはそうなんですけども、最後はみんなで一致団結して、おおかみやっつける、みたいな。とこだと思うんですよ」
山中学院長:「なるほどなるほどー」
三浦さん:「先生、お答えをお願いします」
山中学院長:「正解は松風さんの方ですね」
(正解チャイムの音)
山中学院長:「ニュアンスとしては確かに、少し協力してますので、一致団結もまったくの不正解ではないのですが…」
松風さん:「うん、内容としては用意周到の方が近いってことですね」
山中学院長:「れんがで作ったおうちに避難して、最終的に、煙突の下にですね、鍋でお湯を沸かしておおかみを倒すという内容ですので…」
三浦さん:「お湯をぐらぐら沸かしてね」
山中学院長:「原文のほうでは、おおかみそのまま食べちゃうんですよね」
松本さん:「ほら。だから一致団結じゃないですか」
山中学院長:「まあ、用意周到に、そのいろいろ用意したうえで、その対策をしたということで(笑)」
三浦さん:「では山川さん、残りの二問いっちゃいましょうか」
松本さん:「うん、いっちゃいましょ。私もやりたい!」
三浦さん:「あ、どうぞどうぞリカ姉も。鶴の恩返し」
山川さん:「あたしじゃあ浦島さん」
松風さん:「はい、せーの」
松本さん:「じゃあやって。え? え?」
松風さん:「いや迷っちゃだめでしょ」
三浦さん:「直線で結んでください」
松風さん:「浦島太郎は、因果応報ね」
(正解チャイムの音)
山中学院長:「因果応報、行いにたいしてそれ相応の報いがくるということです。浦島太郎は最初に、亀を助けたときに、竜宮城に連れて行っていただくんですけれども、最後、開けちゃダメだよと言われたものを開けてしまって、おじいちゃんになりましたですね。なので、その行いに対してそれ相応の報いがくるという、因果応報です」
三浦さん:「なるほど」
松風さん:「そして、Bはリカ姉がサッと引きましたけれど」
三浦さん:「鶴の恩返しが法御社徳」
(正解チャイムの音)
山中学院長:「素晴らしいですリカ姉さん」
三浦さん:「大正解ですリカ姉」
山中学院長:「受けた恩に対して報い、徳をもって感謝の意を相手に与えるという。法御社徳ってちょっと難しいんですけれども」
松風さん:「自業自得かと思った」
松本さん:「なんで?」
松風さん:「約束破って覗いちゃったから、いなくなっちゃったっていう」
山中学院長:「なるほどなるほど」
三浦さん:「でもいろんな意味をね、こうして考えてひも解いてみるのもいいかもしれないですよね、はい。いろんな教訓が日本の童話にはほんとにいろいろこもってますので、みなさんも一度読み返してみるのもいいかもしれません」
三浦さん:「このコーナーではですね、皆様からの疑問や質問、お悩みも募集しております。こちらの宛先までどしどしお寄せくださいお待ちしております。それでは最後に山中先生にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」
全員:「ありがとうございました」
山中学院長:「はい、ありがとうございました」
次回の放送もお楽しみに!
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