三浦:「本日の講師の先生です。個別指導学院サクシードセンター南校 泓田翔平先生です」
泓田学院長:「よろしくお願いします」
全員「よろしくお願いしまーす」
松本:「先生髪の毛切った? 髪の毛切った?」
泓田学院長:「はい。ますます若返ってきました」
松本:「自分で言っちゃったよ(笑)」
三浦:「さあ今日もビシビシ問題出していきましょう!」
三浦さん:「今日はですね、今までなかった国語の問題です。みなさん国語はどうですか?」
松本:「とくいだよ日本人だよニッポンジンだよ!」
三浦さん:「はい。ということで今日は漢字問題でございます。さっそく問題出しましょう、こちらです。先生お願いします」
泓田学院長:「はい。ここにある左と右という漢字の、書き順を答えてください」
三浦さん:「はい。左と右の書き順問題です」
三浦さん:「ちなみにこの漢字は何年生で習う感じですか」
泓田学院長:「これはもう小学校一年生で出てくる問題です」
三浦さん:「あ、じゃあもう小学校一年生でこの問題は正しく解けるというレベルということでいいですね。漢字ってずいぶん小学校の間に習いますからね」
泓田学院長:「そうですね、小学校六年生までに1000字習います」
三浦さん:「1000字!」
泓田学院長:「中学校三年生までで1600字くらいですかね」
三浦さん:「教育水準の高さを感じますよ。さて、そろそろシンキングタイム終了です」
松本:「書き順がだめだとね、もう心も乱れてる」
三浦さん:「そう。やっぱり書き順はね、この漢字の構成を表すものですから。さあさあ、なんか迷いが生じているみたいですけれど。お願いしまーす。えっと、ざっと見ていくと、あ、ちょっとずつ違うのかな?松風さんの左の、下の部位、エみたいになってるところがリカ姉と山川さんとは違いますね」
松風さん:「エの部分ね。こう。タンタンタン。横横縦縦です私はね」
三浦さん:「ということでじゃあ、松風さんにこの左をまず書いてもらいましょうか」
松風さん:「左の字、いきます。一手目こちらですね、2、3、4…」
三浦さん:「さあ泓田先生お答えは?」
(不正解ブザーの音)
松風さん:「あーーーっ!」
三浦さん:「じゃあ、リカ姉、自信がおありになるようなので、左の書き順、お願いします」
松本さん:「あるよ。まかして!」
三浦さん:「おお、これはかなり自信ありますよ」
松本さん:「左でしょ、いきますよ。1、2・・3、4、5」
(正解チャイムの音)
三浦さん:「ピンポンピンポーン! せいかーい!」
(全員拍手)
三浦さん:「松本さんが正解ということは山川さんの書き順も違ったっていうことですね」
山川さん:「私ね、一画目縦から書いたの」
松本さん:「あれ、旦那さんの仕事なんだったっけ」
山川さん:「書家です!」
三浦さん:「あれあれあれー」
山川さん:「やばいよやばいよ書家の嫁」
三浦さん:「じゃあ、山川さん右、右の解答お願いしましょうか」
山川さん:「はい」
三浦さん:「はい、1、2、3、4、5ということで、書家の奥様の答えは?」
(不正解ブザーの音)
山川さん:「なんとまあ」
三浦さん:「はい、あれ、じゃあリカ姉松風さん、いかがですか。あ、同じ答えですね、お二人とも山川さんとまったく同じ答え」
山川さん:「一緒!」
三浦さん:「じゃすいませんが私がね、私がアナウンサーを代表して正確な答えを書きますよ。…まず、1。縦が先です」
山川さん:「あ、そっちだったのかー」
三浦さん:「2、3、4、5。いかがですか?」
(正解チャイムの音)
泓田学院長:「正解です」
三浦さん:「イエーイ。ということで、山川さんね、左と右のこの、縦、どっちが先なのっていうのが逆だったんですよ」
松風さん:「え、この、この部分、この部分が、右と左で同じ形なのに、一手目がちがうってこと?」
三浦さん:「実はそうなんですねー。では先生、解説をお願いします」
泓田学院長:「まず、成り立ちから説明します。漢字って、中国の甲骨文字っていうものに由来するんですけれども…」
松風さん:「うん。亀の甲羅に刻んだやつね」
泓田学院長:「はい。もともと、この左という字がですね、左手で、呪具っていうおまじないの道具、これをもっておまじないをしているっていうのが成り立ちなんです」
三浦さん:「この部分がこの左手の形をしているんですか?」
泓田学院長:「そうですね。で、この左手に対して今度、右の字っていうのは、右手で、器をもって、お祈りをしているっていう意味があるんです。で、この、ここの部分、赤で書いたものが、指を表すんですよね。この指から、漢字を書くんです」
三浦さん:「指から漢字を書く?」
泓田学院長:「はい。どういうことかというと、左、これパタッと下に落としちゃいます。この指を最初に書いてほしいので、書き順が。左は実はこういう由来があります」
泓田学院長:「逆に右の場合は、ほんとにちょっとややこしいんですけど、腕の部分をぴゅっと上にあげて、この指の部分をピタッと下におろした結果、こっち側が…」
三浦さん:「実は縦棒が指を表してるんですか」
松風さん:「さじ加減でしょうそんなの作った人の(笑)」
三浦さん:「大人は素直じゃないですねー」
泓田学院長:「まあまあまあ。こんなのは小学校で、1000も漢字が出てきて、成り立ちなんか憶えてたら、もうやってらんないじゃないですか。
今の松風さんのような反応になりますよね。私もなります。なので、ちょっとポイントだけしっかりと憶えていただきたくて、たとえば、もうこれみんな間違えるんですよね、大学生でも大人でも間違えるんですけど、ま、一画目と三画目にせっかくなら着目しましょうと。じゃ一画目、左はこうです。で、三画目、こうです。同じ向きだと憶えてください」
三浦さん:「あ、なるほど左は横が1と3。右の場合は縦が1と3になる」
泓田学院長:「そうですね」
三浦さん:「はい、ということで、書家の書っていう字ですとか、出発の発とか、いろいろと誤った認識をもってる漢字もあると思いますので、改めて大人の皆さんもね、書き順見直していただきたいと思います。このコーナーではお子様のお勉強や考え方に悩んでいるご父兄の方からの相談なども募集しております。悩み事などあればどしどしお寄せください。・・それでは先生にお礼を言いましょう。ありがとうございました」
全員:「ありがとうございました」
泓田学院長:「ありがとうございました」
次回の放送もお楽しみに!
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