三浦:「本日の講師の方をご紹介いたします、勉強を教えるエキスパート、個別指導学院サクシード若葉台校の、平子亮先生です。よろしくお願いいたします」
平子学院長:「よろしくお願いします」
全員「よろしくお願いしまーす」
三浦:「今日も気合入っております。今日は先生、白衣でビシッときめておられますけど?」
平子学院長:「そうですね」
三浦:「ということは今日の問題は?」
平子学院長:「理科の問題です」
三浦:「理科の問題です!ズバリ解いていただきたいと思います!」
三浦:「さあみなさんちょっと懐かしい感じですけれども、こんなちょっと実験の道具を用意いたしました。先生今日はですね、こちらを使った問題になりますね」
平子学院長:「はい。そうです。この器具を使って実際に実験をしてみたいと思うんですけれども、これだけではなくて」
三浦:「はい、先生が何か取り出しました。あ!これあれじゃないですか、こたつの上でピーナッツの殻とか入れとく」
平子学院長:「はい、折り紙で紙の箱を作ってきました」
三浦:「ちょっとこの紙チェックさせてもらっていいですか?コピー用紙ですね。こちらを?」
平子学院長:「はい。この普通の紙でできた器に水をいれていきます。今日の問題は『この水の入った紙の器に、火をかけるとどうなるでしょう』という問題です」
三浦:「アルコールランプで、下から火をつけると、この紙はどうなるでしょうか」
松本さん:「そんなのわかんない!」
三浦:「それではシンキングタイムスタート」
松本さん:「紙がどうなるかっていうこと?」
平子学院長:「紙がどのように変化するか」
三浦さん:「この中のお水がどうなるかっていうのもあわせて書いていただけるといいかもしれません」
平子学院長:「そうですね」
三浦さん:「この問題は、どのくらいのお子さんが勉強する分野なんですか?」
平子学院長:「この原理、理屈でいえば、小学校六年生、高学年でわかる問題ですね。ただ結果は読めても、その説明がちょっと難しいかもしれないです」
三浦さん:「なるほど。それではシンキングタイム終了です」
三浦さん:「それではまず松風さんからどうぞ」
松風さん:「はい。やっぱりですね、こちらですね。プロデューサーが怒る」
全員:(笑)
三浦さん:「ほうほう、それでその理屈は」
松風さん:「やっぱりスタジオで火気を取り扱うときは、きっちりとやらないといけないんで、届出とかしないと。火とか使ったら怒りますよ」
山川さん:「そうだなあ」
三浦さん:「先生、今日はプロデューサーには許可は?」
平子学院長:「一応、得てますね(笑)」
三浦さん:「はいもちろんとってますね。怒らないということで。はい」
山川さん:「じゃあわたくし。たとえプロデューサーが怒らなかったとしても…」
松風さん:「答えは・・」
山川さん:「あぶない」
三浦さん:「なるほど(笑)」
全員:(笑)
松風さん:「紙に火をあてるなんていうのは危ないね」
三浦さん:「なるほどなるほどそうですねって、コラッ(笑)そこの二人、わからないからってふざけちゃダメですよ?」
山川さん:「危ないと思うんだけどなあ(笑)」
三浦さん:「はい、自信のあるリカ姉は?」
松本さん:「上がですね、こう、ふっとこう、あの、つぼまるんですね」
三浦さん:「この紙の器が?」
松本さん:「そこがつぼまるんです。つぼまるんです。で、なんとびっくり、小さくなる」
山川さん:「ええー、どうして小さくなっちゃうんですか?」
松本さん:「収縮する!収縮!」
三浦さん:「もう・・今日やる気あるんですかねこの三人は(笑)」
三浦さん:「では、みなさんには答えを目の前で見ていただきます」
平子学院長:「火をつけたいと思います」
三浦さん:「はい。なつかしのアルコールランプです」
山川さん:「えー、どうなるのどうなるの?ほんとに大丈夫なんですか。紙ですよね?」
三浦さん:「普通だったらすぐ燃えますよね?」
平子学院長:「そうですね」
松風さん:「あれ?色くらい変わるのかと思ったら…」
三浦さん:「焦げてもいないですよ」
山川さん:「なんでー。不思議ー」
三浦さん:「ということで先生、正しいお答えをお願いします」
平子学院長:「はい。正解は、燃えない。『紙が燃えない』っというのが正解です」
三浦さん:「それでは、詳しく解説を先生にお願いしたいと思います。先生、黒板へ」
平子学院長:「はい、まず、ものが燃えるための三つの条件があります。まず最初は酸素があること。二つめに燃えるものがあること。最後に、燃えるものが一定以上の温度になること。
この三つ条件がそろったときにはじめてものが燃えます。では皆さん、水が沸騰する温度、これ何度かご存じですか?」
松本さん:「100度」
平子学院長:「そのとおり、正解です」
三浦さん:「沸点ですね」
平子学院長:「では、その次は紙が燃える温度。それは、何度くらいでしょう?」
松風さん:「考えたことない」
三浦さん:「物が燃えるにはそれぞれの素材によって温度があるわけですもんね」
平子学院長:「紙が燃える温度は・・およそ300度です」
三浦さん:「300度! そんな高いんですか?」
山川さん:「ええー300?紙ってすごいんですね」
松本さん:「意外と燃えないんですね」
平子学院長:「水は100度になると、100度以上にはならず蒸発して減っていきます」
三浦さん:「沸騰してどんどん蒸発して、100度以上にはならない」
松風さん:「じゃ先生、このあとぶくぶくぶくぶく沸騰したとしても、燃えないっていう。紙は燃えない」
三浦さん:「ずーっと100度を保ち続けるっていうことですね、お水は」
平子学院長:「そうです。紙の底の温度はずっと100度で、水が全部蒸発しきってはじめて紙が燃えます」
三浦さん:「紙が300度まで達するようになったらそこで初めて燃えるっていうことなんですね」
平子学院長:「そうですね。今は言葉と図で説明をしましたが、中学生以降になると、こういったグラフで説明をします」
松風さん:「あ、なつかしい」
平子学院長:「100度まではそのまま上がって、100度の間、ここが、水が蒸発してるあいだの時間ですね。中学生になると、ここから全部読み取らなきゃいけないのでちょっと難しくなります」
三浦さん:「なるほど。やっぱり、理論が必要というわけですね」
平子学院長:「そうですね」
三浦さん:「当てずっぽうで『あぶない』だとか『プロデューサーが怒る』とか、そういう答えじゃだめなんですよ、はい、わかりましたか。勉強になりましたか?」
松風さん:「はい」
山川さん:「すごい勉強になりました」
三浦さん:「そして、先生、今日も、相談のメールが届いております。川崎市にお住いの方からですね。子どもが上がり症なんですが、面接対策で効果的なものはありますか?」
松風さん:「あー、教えてほしい教えてほしい」
平子学院長:「そうですね、面接はやっぱり大人でも緊張するものだと思うんですけれども、面接官は受験生の悪いところだったりとか、意地悪な質問をするわけではないので、そこは勘違いせず臨んでほしいのと、緊張するのは決して悪いことではないので、その緊張が相手にも伝わると、相手も、『あ、本当にこの子、うちの学校に入りたいんだな』っていう、想いが伝わるので…」
全員:「おおー」
平子学院長:「緊張は悪いものではなくていいものだととらえて、プラスにとらえて臨んでもらえるといいと思います」
三浦さん:「むしろ緊張してちょっとドキドキして、あぁどうしようどうしようってなってしまうのも、返って相手に好印象を与える可能性があるっていうことなんですね」
平子学院長:「そうですね」
三浦さん:「ということで皆さんからもですね、このコーナーへの疑問質問、父兄の方からの相談など募集しております。悩み事があればね、みんなで解決していきたいと思いますので、どしどしお送りください。 それでは最後に先生にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」
全員:「ありがとうございましたー!」
平子学院長:「ありがとうございました」
次回は宮崎台校の福崎学院長三回目の登場!地理の問題を解説します。
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