2026/04/10令和8年度「愛知県公立高校入試 理科」の問題から見る今後の傾向と対策!
出題内容
大問1
(2)が細胞1つ当たりの染色体の数ではないことに気づくことができるとここの2点は固い。
大問2
(1)
1は胆のう
肝臓で作られる胆汁を貯蓄する役割がある。蓄えると表記があるのはエのみなので選びやすい。また、胆汁には消化酵素は含まれない。胆汁は脂肪を消化しやすくするもの、いわば、下処理の役割を持つ液体である。
2は小腸
イのリパーゼは膵液に含まれる
ウのペプシンは胃液に含まれる
よってア
(2)静脈は帰ってくるイメージを持つとよい。足から心臓に戻ってくるとき、弁がないと重力によって逆流を起こす可能性がある。なので静脈には弁がある。また血漿は毛細血管の外にしみ出すと組織液になる。リンパ液はリンパ管を通る液なので組織液がさらにリンパ管に入ったものをリンパ液とよぶ。
(3)動脈は心臓から血液を送り出される血管である。酸素が多く含まれる血管を動脈血と呼び、肺から戻ってくる肺静脈と体へ送り出される大動脈がそれにあたる。AとDではAはまだ肺に行く前だから動脈血ではないためDを選ぶ。また、さっきと同じく弁は逆流を防ぐためについているのだと考えるとアを選ぶのも容易である。
(4)はゴム膜が横隔膜、ガラス管が気管、ゴム風船が肺を表す基本的な装置である。
ゴム膜を引くと体積が増え、それによって圧力が下がるためゴム風船が膨らむことができる。
大問3
(2)までは確実に取りたい問題。3.4は読み取り力が問われる。2点問題である(4)は反比例を用いる問題だが、気が付かなくても地道に検証するのにも時間はかからないためできれば取っておきたい。
(1)マグネシウムのような金属を入れて気体が発生する液体は酸性であるためBTB溶液は黄色になる。酸性は、青色リトマス紙を赤色に変化させることも一緒に覚えるとよい。(2)塩酸の電気分解では塩化物イオンが陽極で塩素に、陰極では水素イオンが水素に成る。
(3)表2から電流のおおきさを0.2A変化させたら加える水酸化ナトリウムの体積は1ずつ減っていることがわかるので0.4と0.8の真ん中になるので0.6だと47になることがわかる。また、40分の時は0.2Aの変化で2変化するので0.3Aの時47になる。
(4)表2.3より電流の大きさと時間には反比例の関係があることがわかる。
表2.3の条件で水酸化ナトリウムの量が35になるのは
20分だと3A 40分だと1.5Aとなることがわかるので電流×時間は60になるのでそれを満たすものを選べばよい。これは難易度高いと思うが気が付かなくても一つずつ表と見比べることでも解けるので、取っておきたい。
大問4
比較的簡単エネルギーについて理解があれば完答できる問題。たくさん文章が書いてあるけどすべてをしっかり読む必要はなく問題ごとに振り返っても解答できます。
(1)仕事率は1秒間にした仕事のことなので、4÷0.6=0.08w
(2)平均の速さ=移動距離÷時間なのでAからEまでの距離 21cm 各区間の時間は問題文より1sに60打点なので6つだと0.1sそれが5区間なので0.5sよって42cm/s
(3)重力の分力について、分力は重力を示す矢印が斜面と平行な線と垂直な線で作られる平行四辺形の対角線となる。よって図6。また、そもそも台車自体に重力以外の力は働いていないため力が変化することもない。
(4)台車の持つエネルギーが豆電球を光らせるエネルギーへと変化したため、台車の持つ力学的エネルギーは減少。それに伴い、速度も実験2の時より下がることが予想される。ここで実験2の時の各区間の移動距離を見ると、区間ごとに1.2cmずつ距離が長くなっているのでそれに注目するとア、イで迷ったときすぐにイを選択できる。
大問5
計算もあるが基本的な速さの計算ができれば難なく回答できる。2点問題もあるが比較的簡単で知識のみで解くことができる。
(1)地震計の仕組み 地震計は慣性の法則を用いて作られている。おもりとペンは浮いているので動かないよってア
(2)地点A地点Cの距離の差と到達時刻の差からp波の速さを出し、Aとの到達時刻の差から求める。
(3)地震速報が出されたのがAにp波が付いた後の6秒後つまり、s波がついた3s後なので大きな揺れが来るのが13s後になればよい。s波の速さをだす。56km÷14s=4
4km/s 13s後と13×4の52を地点Aの28に足すと80kmとなる。
(4)地震発生のメカニズムと岩石のとくちょうから岩石を推定する問題。基本的な知識のみ問われているので落とせない2点問題。向きで迷うかもしれないが、海溝型の地震は跳ね返りによっておこることを理解しておくと点数につながるだろう。
大問6
(1)質量保存則についての問題。基本的に化学反応の前後で物質全体の全体の質量は変化しないが、気体が発生しているので、密閉を解除したら気体が逃げて質量が減ったように思われる。
(2)計算問題だがそんなに難しくない。部屋の大きさを考慮する必要がある。もともとの水蒸気量は240グラムそして変化後は1000-820=180
240+180=420 部屋には420gの水蒸気がある。1mあたりにすると、7であることがわかり、飽和水蒸気量20gなので7÷20×100=35
総評
複雑な計算や高度な思考力を問う問題は少なく、基本的知識と計算力で高得点が狙える試験でした。
また、解答するうえで必要な情報が問題文に載っていることが多く、データの読み取り能力が問われています。大問3で時間を割くことはありますが、他の部分も総合して考えると時間的制約もあまりない試験になります。
各分野からバランスよく出題がされているため、1年生の知識からしっかりと復習を行い、穴がないようにすることが一番大事です。
対策
基本的な知識をしっかり押さえておくこと。教科書に載っている図(肺を風船で再現、地震計の仕組みなど)は覚えておきましょう。計算自体の難易度は高くないため、計算ミスをなくすこと。
あわせて読みたい関連記事

学習についてのご相談は、
なんでも気軽に
お問い合わせください。
※ 遅刻・欠席などの教室へのお問い合わせは
【各教室ページ】から教室へ直接ご連絡ください。