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塾講師が教える!【洗足学園】の評判・出題傾向と対策

平成28年06月30日(木)

今回は中学受験を目指す小学生の生徒さんのために、私立「洗足学園」の評判と、試験の傾向を説明します。

洗足学園HP

 

評判

洗足学園は、神奈川県川崎市高津区にある女子校です。
学校のテーマカラーは緑で、制服も緑のお洒落なデザインが特徴的です。
校名の由来でもある、新約聖書ヨハネによる福音書13章にある「互いに足を洗い合え」というイエス=キリストの教えは、経済的豊かさだけでは実現できない本当に幸福な社会の基盤となる人間関係の原則を示唆しています。
この校名の由来にあるとおり、謙虚に自分を見つめ喜んで奉仕できる慈愛に満ちた人の育成を目指しています。

[受験]

筆記試験は、2科目4科目の選択性。帰国生受験は、英語・算数・国語と英語の面接、または英語の筆記と英語の面接となっています。

併願校の目安としては、女子学院・フェリス女学院・渋谷教育学園渋谷・横浜雙葉学園・豊島岡女子・鎌倉女学院・横浜共立・学芸大世田谷などが挙げられます。

[環境]

JR南武線の武蔵溝ノ口駅・東急田園都市線/大井町線の溝の口駅から徒歩6分。
南武線からも見える立地に綺麗な校舎や鮮やかな人工芝が目立ち、校舎内の施設も様々な工夫が凝らしてあります。
例えば、教室の机1つ見てみると普通の机の1.5倍の大きさのものを使用しています。
廊下の壁も直線ではなく曲線になっていて、木材を使用してどこか温かみのある作りにしてあります。
全体的に外の明りをたくさん取り込めるつくりになっていることもあり、開放的な空間で生徒も過ごしやすいことがすぐに想像がつく素敵な校舎です。

[学習]

英語教育に力を入れており、世界で活躍出来る女性を育成しています。
今は当たり前となっているグローバル化に向けた教育も洗足学園では、25年前から実施しています。
普段の授業では、中学校の3年間を少人数教育で英語の基礎力を固めていくとともに、週1時間の外国人講師による英会話の授業を行っています。 使用している教科書は、「ニュートレジャー」です。

また、留学にも積極的です。生徒のための留学の機会を多く設けています。2~3週間の語学研修にはじまり、4ヶ月間の短期留学、1年間の長期留学など多岐にわります。
そのためか、ハーバード大学をはじめとした海外大学や国公立・私立難関大学への進学実績が豊富です。

語学系の進学が目立ちますが、医学部への進学実績も多数。大学名にこだわらないキャリア教育の成果が現れています。

学習に関した取り組みの一つに、2015 年度に実施を始めた授業の時間の延長がります。
50分を65分に延長することで、グローバル時代に求められるアウトプットの力をさらに鍛えていくことが目標のようです。

[生徒]

学校が好きな生徒がたくさんいる印象が強いです。
これは、「Mother Port School」という人生の母校としての学校づくりが反映されているように感じます。
この考えに基づき、「成人を祝う会」や「三十路の会」、卒業した大学3年生を対象にした就職支援セミナーを開催するなど卒業後も様々なイベントがあります。
卒業生を見ていると、6年間、充実した生活があったことがうかがえます。

出題傾向

受験の合否を分けるのは、算数と国語。 ご存知の方も多いかもしれませんが、合格者の80%が算数と国語で決まっています。
特に算数が課題です。合格者平均と受験者平均の差が最もある科目で、例年20点近くの差がついています。
しっかりと算数の対策をして臨むことが大事です。

[算数]

例年、第1~3回までの問題構成に変化はほとんどありません。
計算問題2題、一行問題が8題、応用問題2~3題の構成。

計算問題は、四則演算を含む基本問題になっています。必ず得点をしておかなければいけない問題です。
一行問題も基本的な問題ではあります。相似や比に関する問題、特珠算では年齢算や差集め算、仕事算など基本的な問題を練習しておく必要があるでしょう。
また、平面図形の面積を求める計算や半径を求める問題、直径の比と中心角の比の関係を求める問題は基本的な知識で解くことが出来るので、こちらも基本問題の演習が必要不可欠です。速さの問題も頻出なので押さえておきましょう。

応用問題に関しては、女子校の中でも上位に位置する問題の難易度です。この応用問題は、途中式や考え方も解答用紙に記入する形式になっていますが、仮に解答が間違っていたとしても考え方が正しい場合は部分点がもらえます。ただし、解答が合っていれば途中式に関わらず満点がもらえるようになっているようです。
2015年度は、図形の移動や食塩水について出題されました。

[国語]

例年、論説文(説明文)と小説文(物語文)の2題の構成です。
文章量としても7000文字前後が出題されているように、圧倒的な分量と設問の内容が読み取りづらい問題構成になっているため、試験時間内にいかに早く正確に解いていけるかが鍵となっていきます。 試験時間内に解ける問題から優先的に解いていくことを過去問題で徹底的に練習しておくことをお勧めします。
また、70~80文字の記述問題は5.6題の出題ではあるが、設問内容が少し複雑であり多くの情報を整理してコンパクトにまとめる練習が必要です。一見、字数に余裕があるように感じてしまう問題でも設問の通りに文中をまとめると字数を大幅に超えてしまうケースが見られます。
昨年からは、字数制限がない問題も出現しているので、どちらのケースにも対応できるように準備しておくことが今後は必要である。特に配点が高い問題でもあるため、ここでの失点や減点は避けておきたいところです。

知識問題に関しても多くの語彙を増やしていくことが重要です。
分かったつもりや知っているつもりの程度の知識量では足りないので、漢字の読み書きは前提として、「慣用句」・「ことわざ」・「故事成語」・「敬語」など幅広い学習をしていきましょう。普段の生活から知らない言葉に出会ったときに調べる癖付けをしておくと良いでしょう。

[理科]

試験時間は社会と合わせて60分です。
物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題されています。
流れは、大問1物理、大問2化学、大問3生物、大問4地学。

理科の傾向としては、『同一年度内に同一単元の出題がない!』と、いうことを第一希望であれば必ず覚えておきましょう。次の日に受験する際は、出題された単元以外の復習をしていくことで対応がしやすくなっています。

理科は、計算問題が5題。算数の複雑な問題とは違い、思考力を問う問題ではないので、基本事項をきちんと覚えて、過去問題で演習を積んでいくことが重要です。
ただし、洗足学園中学校の理科の問題は難問も中にはあるので試験時間を意識して、優先的に解ける問題から始めていくことが得策です。
特に受験の合否に関わるのが、知識問題です。ここでの失点は避けておきたいところです。実験や観察、観測に関わる問題を中心に演習を行い、一問一答を徹底して繰り返していくことをお勧めします。

[社会]

試験時間は理科と合わせて60分です。
問題構成は、歴史・地理・公民とバランスの取れた構成。時事問題は1割程度です。
大問1が地理、大問2が歴史、大問3が公民となっていますが、分野横断型の問題も近年の傾向として出題されています。

歴史分野においては、年表や歴史資料、人物写真がよく出されます。資料集を見るなどして、人物名と顔を一致させて覚えておきましょう。
また、文化史や政治史など一定の分野に特化した問題が出題されるので、時代ごとに暗記していく学習だと限界が見えてくるので注意が必要です。
地理分野においては、統計資料や地形図はチェックしておきましょう。特に統計資料に関しては最新版のものを正確に把握しておくべきでしょう。
記述問題の対策も3題程度出題されているので、ひとつの知識を他の知識と結びつけながら説明する練習をしていきましょう。

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