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高校生 / 大学入学共通テストコース

大学入学共通テストとは、従来のセンター試験で問われていた学力に加え、思考力・判断力・表現力を問う問題が追加される目的があります。そのため、従来の対策と全く別にして対策を考えるのではなく、それぞれを統合した対策が必要になります。マーク式の問題に関してはセンター試験対策の指導を続けていきます。センター試験の過去問を用いて問題形式への慣れや時間配分に注意して授業を行います。

基本の理解と定着を意識して、弱点や苦手な問題を繰り返し演習していきます。問題を精緻に理解する基礎力は、記述式の問題で解法を模索することに直結する力となります。記述対策は数学と国語での導入になります。まず、数学ですが、解法の過程を数式と文章で表現するものですので、解法を省略せず、一つ一つ立式し解き進めることを意識して指導します。証明問題や論証問題は出題されないので、センター試験で出題された問題をマーク式の解答ではなく記述で解答していくことでマーク式、記述式いずれのテスト形式の対策にもなります。次に、国語ですが、古文漢文を除く範囲で出題され、80~120文字程度の記述が出題されます。設問に応じた記述での解答の仕方(「~すること、~だから」など)を意識し、作者の主張や難解な表現を理解し、自身の言葉で表現する力をつける指導を行います。多様な観点から問題を捉える思考力から適切な解答を作成する文章力まで総合的に幅広く“国語力”を養う対策コースとなっています

授業事例

Aさんの場合

センター試験対策を希望していた。しかし、2021年から始められる大学入学共通テストに向けた対策をどうすればよいのかわからなかったので、このコースを受講している。受講初期は、マーク式演習を主に行い、問題を理解する基礎力からつけている。基礎力がある一定水準に達したので、記述式問題演習も並行して、応用力の定着を図っている。

Uさんの場合

国公立選抜を希望して、本コースを受講。受講時にマーク式模試で約7割の得点を取っていたが、記述式模試では5割以下と思うような得点が取れていなかった。そのため、本コースでは共通テスト、二次試験を意識した記述問題の演習を重点的に行っている。数学・国語ともに密な解説を通じた指導の結果、数学の記述模試の過去問では7割前後、国語では6割5分超の得点を取れるほどに成績が向上している。