今している勉強って将来役に立つの?
2021.09.28
皆さんこんにちは!
講師の中村です。
本日は、勉強をする上でのある疑問についてお話します。
「なんでこんなこと勉強しなきゃいけないの?」
「こんなの役に立つことがあるの?」
必死に計算式を解きながら、
あるいは歴史上の人物名を覚えながら、
こんなことを思ったことはありませんか?
テストの点数をとらなくては進路の選択肢が少なくなるのは分かる。
でもその先で本当に必要なのか?
と疑いながら勉強している人もいるんじゃないでしょうか。
実際、中高生のころの私はそうでした。
そこで、過去の勉強があとから役に立った例を紹介します。
私は小説をよく読むのですが、
この間とても面白い作品に出会いました。
原田マハさんの「風神雷神」です。
主人公は、安土桃山時代に活躍した絵師、俵屋宗達。
歴史を勉強した人なら、名前くらい覚えているのではないでしょうか。
この人と、織田信長などのこの時代の別の有名人たちが、
学校では習わなかったような思わぬ形で関わっていきます。
その意外性を楽しめるのは、日本史の流れを一通り勉強した人の特権だと思います。
私はこの本を読んで、日本史を勉強しておいて本当によかったと感じました。
また、初対面のときに地図記号の話ですごく盛り上がって、仲良くなれたこともありました。
人生いつなにが起こるか誰にも分かりません。
だから、いろいろな知識が頭に入っていると、
思わぬ面白いことに出会える可能性が高くなります。
勉強に意味が見いだせず辛くなっても、
いつか何かの役に立つかもなって思って、
もうひと踏ん張りしてみてください。
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