皆さんいつもお世話になっております。サクシード中田校学院長の松本です。

公立高校入試がいよいよ近づいてきました。ちなみに本日は大学入学共通テストです。うちの生徒もこのブログを書いている頃(1月15日現在)には頑張っていると思います。日頃の頑張りが発揮できているのかドキドキが止まりません。

さて、本日は受験生にラストスパートに向けて3つ程メッセージを書きたいと思っております。

戦略を立てること

部活と同じで、どんなに練習してきたとしても作戦なしに相手チーム・選手に勝つことは出来ません。例え勝てたとしても次に繋がる勝利にはならないことでしょう。入試も同じです。残り期間で自分の点数を安定させる為にはどんな作戦を立てなければいけないのか。よく考えて行動しましょう。受けるなら受かる。どうせ嫌いな勉強を頑張って続けてきたんだから良い結果を手に入れたいですよね。

そこで重要なのが戦略です。

自分の志望校には大体後何点取れば合格できるのかを把握しましょう。その点数を各科目何点取ってクリアするか設定し、その目標点数をクリアするために、今なにをすべきか考える。こんな考えを持って日々日々勉強に取り組めているでしょうか。

入試までの時間は限られていますから、闇雲にやっても効果的ではありません。入試は多くの場合満点を取らなくても良いので、まずは自分が確実に点数を取れるゾーンを広げていくイメージで勉強を続けましょう。固めたら次のゾーン、固めたら次のゾーンという進め方がベターです。

また当日のテストの時間配分にも気をつけねばなりません。

神奈川県入試の場合、一科目の試験時間は50分。例えば英語であれば、そこから10分リスニングで引かれます。残り40分。長文問題(三問として)に10分ずつ使いたいですから、それ以外(問２〜問５)を7〜10分ぐらいで解けるようにしたいですね。また、英語の長文では同じ5点でも圧倒的に問７番が解きやすいです。「長文は問７から解く！！」みたいにしても良いと思います。

数学や理科等他の科目でも作戦をきちんと担当の先生と立てるようにしておきましょう！

体調管理とメンタル管理

二つ目は、体調管理とメンタル管理です。大事な本番にベストを出すには心と身体が健康でなくてはいけません。

こんなに勉強してテスト(入試)に挑む事が初めてという方も多いでしょう。多くのプレッシャーや困難があなたを襲うかもしれません。それに負けないようにするのもあなたの役目です。

例えば、憧れの芸能人やスポーツマンになったつもりで、体調管理やメンタルコントロールに励みましょう。あなたもいわば受験アスリートです。どうすればベストなコンディションを維持できるのか、意識しながら日々を過ごしましょう。そこで培った経験は、今後の自分の人生でも大いに役立ちます。自分の担当の先生に聞いてみるのも良いかもしれませんね。

細かく注意点を挙げるとすれば、まずは睡眠。受験は午前中から始まることが多いです。そこにピークが持ってこれるように、少なくとも一週間前からは朝方の生活リズムにしておきましょうね。

次に食べ物です。受験当日は重いものを食べるのはよしましょう。消化はエネルギーを意外と使います。目の前のテスト問題に集中できるように、前日や当日は消化にいいものを摂りましょうね。縁起を担いでカツ丼なんて絶対に食べないようにしましょう。

最後まで自分を信じて頑張ること

最後は「まだまだ伸びる」と自分を信じて頑張ることです。この時期になると学校で志望校決定を焦らされます。

忙しくなりますが、最終的には２月に志望校変更が出来るので最後まで自分を信じて志望校を変えないようにして欲しいです。

極論、前日にやった内容がまるまる次の日の入試に出れば、点数はアップします。まだまだ点数を上げられるチャンスと時間はあるのです。

ただ、点数を上げられるのは頑張った子だけです。前日にやった内容が入試に出たとしても、その時その問題をできるようにしなかった子の点数は上がりません。

ここからは一度やった問題は『入試で必ず解けるようにする』ことを念頭において勉強に励みましょう。「間違えちゃった。でもまだ時間あるし次頑張ればいっか」なんてやっている場合ではありません。次はもうないかもしれないのです。

また、やればやるほど不安になることもここに付け加えておきましょう。それはレベルが下がっているわけではありません。レベルが上がったからこそ、不安を感じられる力も高まったのです。その不安との戦いもまた、入試の醍醐味です。慣れてくると、手を動かすための心強い味方になります。

さぁ、まだまだここから。

残り３０日全力で頑張りましょう！！