小学校特別支援級の様子
2023.08.24
こんにちは。
今回は小学校の特別支援級での雰囲気等をご紹介したいと思います。
個性がとても大切にされるようになってきた近年、少人数制の特別支援級のニーズが非常に高まっています。
かつては支援級といえば、教室自体が少し離れたところに配置されていたり、そのイメージはどちらかというと閉ざされ隔離された世界だったように見受けられました。
しかし、現在では普通級との互換授業を自由に選択することが出来ます。生徒の特質やどのような進路につきたいかによって本人と保護者と相談して様子を見ながら選んでいきます。
ですので、たくさん互換授業を入れ、HRや給食だけ支援級で過ごしたりする生徒もいれば、一日中支援級で過ごすという生徒もいます。
筆者が実際に体験した支援級での過ごし方を少しではありますが伝えていきたいと思います。
登校時、基本的にHRは支援級でスタートします。そこで個々の一日の時間割の確認をします。互換授業(普通級での授業)が一人ひとり違っているので、教員側はよく確認し、一日の授業の流れを確実に把握しておきます。生徒によって時間割も違うので、図工や習字等の道具や移動教室などが入ればてんやわんやと大変です。
授業が始まる前に、互換授業に出席する生徒は普通級の自分の所属クラスに移動します。支援級を利用する生徒であっても、普通級にも常時自分の席は用意されています。筆者の経験した学校では、互換授業を受ける際は、必ずサポートの教員がついて行き、様子を見守るようにしていました。
授業最初は横についてサポートするのですが、慣れてくれば、基本的には教室外から見守りがメインになります。
一方、支援級で授業を受けている生徒はというと、同じ学年の生徒が揃っている場合は支援級担任の先生が一度に教えることもあります。殆どの場合は年齢も揃っておらず、個別指導の状況になります。
給食の時間には支援級に戻ってきて自分たちで当番をし、配膳も出来るようなっていきます。
掃除は毎日ではないものの参加していきます。先生のお手伝いをしてくれる子もちらほら。
帰りのHRは支援級で過ごし、翌日の授業の確認をします。
その後、学童がある生徒はスタッフに引き渡し、帰宅の生徒はほとんどの場合、親御さんが迎えに来ているので引き渡し、最後まで見守ります。場合によっては自宅あたりまで付きそうときもありました。
とにかく大人の目、手が必要で、勤務校ではベテランのサポートボランティアの方々に大変お世話になりました。
普通級より、ゆっくりとした時間の流れの中で、生徒の様子に合わせて臨機応変に授業が変化していき、生徒たちは自由奔放に過ごしていました。
サポートする側はとにかくばたばた、はらはらしますが、じっくりと一人ひとりに向き合い、話し合い、過ごしたことはとても思い出深い経験となりました。
実際に入ってみて、とても良い選択肢であると実感できる機会になりました。
今回ご紹介した学校は手厚いサポート体制をとられていたようで、他学区から見学に来られる方もおられました。
迷われている方は、学校によって色も異なるため、様々な学校見学をおすすめします。
