2021.04.23
現代文は得意だけど古文・漢文は苦手という生徒さんが多いので
今回は古文の勉強方法についてのブログとします。
古文は昔の日本で使われていたことばなので、
基本的には今の日本語と構造は一緒です。
しかし、言葉の省略が頻繁に起きるのと今と言葉の意味範疇が少しずれるので
ちょっと、というか、かなり難しいです。
誰が~に相当する主語が抜けると途端に文章が読めなくなる人が多いです。
基本的には、「~て、」でつながるところは主語が前の文と一致しています。
「~を・~に・~ば」は一文中でも主語が変わることが多いです。
敬語があるなら、登場人物の関係を抑えて読みましょう。
敬語の種類から、主語を見つける方法もあります。
また、古文では助動詞の活用と意味の暗記が重要です。
教科書や文法書の助動詞の表を覚えると古文を丁寧に訳すことができる上、
文法問題が得点源になります。
時間をかけて頭に入れましょう。
古文単語は英単語と同様に積み重ねが大切です。
意味の核となるものをビジュアルで覚えると記憶に残りやすいと思います。
ここまでいろいろ述べてきましたが、古文は言語なので
音読が有効です。
意味が分からなくても取り敢えず読む。
だんだんと品詞や意味が分かってきます。
勉強は書く・読むだけでなく多くの刺激を用いてください。
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