国語と読書は何がちがう?
2022.12.08
こんにちはサクシードの田中です。
冬も真っ盛り。朝晩に限らず寒い日が続きますね。
さて、最近授業をしていて。
「国語はどうやったらできるようになりますか??」
と質問をうけることがあります。
私が学生のころは「まず本を読むようにしましょう」と答えていましたが、最近はそうともいえないなと思うようになりました。
というのも、本をよく読むのに国語が苦手な子がいるからです(逆に本を全く読まないのに国語が得意な子もいます)
読書は「自分の好きな解釈で読むことができる」といっぽうで国語の文章を読んで答えるときは…
出題者の期待する文章に沿った解釈で読み応える
という違いがあります。
先日とある中学の入試説明会に伺う機会があったのですが、
その時に入試担当の先生が「国語の入試問題で問われるのは世の中の常識である」ともおっしゃっていました。自分なりの解釈はそれとして、より一般的な解釈についても考えていかねばならない、ということです。
たとえば有名な作家の1人に赤川真理さんという方がいます。赤川さんは小学校の時に解いた国語の問題で今でもその答えに納得がいかないものがあるそうです。それは「スーホの白い馬」という作品からの問題で、『スーホが、王様に「銀貨を3枚やるから馬を置いて帰れ」と言われて激怒したのはなぜですか』というものでした。赤坂さんは「そんなのスーホと別れたくないからに決まっているじゃない!」と思ったそうですが、答えは「スーホは競馬の大会に参加しに来たのであって、馬を売りにきたわけではないから」というものでした。
王様のセリフの後で、スーホが確かにそう言っているのです。国語ではそれが答えになってしまうんです!!いやな話ですね~泣
また、同じく作家の椎名誠さんは自身の作品が採用された問題の解答をみて「俺ってこんなこと考えてたんだ~笑」と言ったといわれています。
国語の問題を読み解く時は文章内容だけで判断するという認識で文章を読んでいく切り替えをするようにしていくこと。
もちろん先に書いた赤坂さんの話のように「どうしても答えに納得できない!!」ということはこれからも多々ありますが、その答えに歩み寄る努力をしていくことで国語の得点は上がっていきます!!
読書は読書でいろいろな解釈を楽しみ。国語は国語で文章に沿って読む。
大変だとは思いますが
