こんにちは、サクシードの田中です。

暑い日差しが肌を焼く今日この頃、皆様熱中症などには十分注意をしてください。

さて、本日は7月21日。多くの学校では今日から夏休みがスタートしているところでしょうか。

　

夏休みの思い出といえば旅行やプールなど様々あると思いますが、塾の仕事をしているとどうしても

「夏休み　＝　受験の山場」という意識になりますね。

私自身も教室にいる時間が長いのですが、そんな中でも思い出はできるものです。

　　

ある年の高校3年生。7月に部活を引退し夏休みから本気の受験モード。夏前の面談では夏休み中は毎日塾に

来ることを約束。

はたして約束通り来るかな？　と若干疑いながらも夏休み初日を迎えると、その生徒は誰よりも早く教室に

来て自習室が閉まる22時まで(途中授業もはさみながら)自習を続けました。

そんな一日が3日、１週間、２０日と続き、とうとう彼は午前中開放していた25日間、1日も休まずに朝から

塾に来たのでした。

「親と顔を合わせてる時間より、田中先生と会っている時間の方が長いかも」と生徒に言われ、ためしに

計算してみたら私の圧勝でした。

計算結果に二人で爆笑してからまた自習に戻ったその子の姿は本当に立派でした。

　

そんな彼を私は勝手に「自習室の主」と呼んでいました。(本人もまんざらではなさそうでした　笑)

その「主」は冬休みも同様に頑張り、見事志望校合格を勝ち取りました。

　

今年は誰が「主」になって合格を勝ち取ってくれるのか、今から楽しみでなりません。