単語の覚え方
2021.10.06
こんにちは!
中原校の福士です!
前回、漢字の覚え方を書かせていただきましたが、みなさん読んでいただけましたか。
今日は単語、特に英単語の覚え方を書きたいと思います。
単語の覚え方も人それぞれだと思いますが
どんなタイミングで覚えるかが非常に大事です。
そのタイミングについて書いていきます。
通常みなさんは単語を覚えるという時に、テストに出る単語を覚えようとすることがほとんどではないかなと思います。
その結果、テストで単語が完璧にわかって問題も解けたとします。
もちろん正解したので、優秀な結果だと思います。
小テストも同様です。小テストに出る単語を覚えて満点を取った。
こちらも優秀な結果だと思います。
しかし、思い返してみてください。
受験や模試を受けたことがある人は気づいているかもしれませんが、定期テストや小テス
トの単語テストで優秀な成績をとったことがある人も、受験や模試でわからない単語の1つや2つ、もしくは複数個出てきていたはずです。
これが長文になると、たちまちお手上げという人もいるかもしれません。
「定期テストや小テストではいい点が取れるのに何で?」
「覚えていたのに何で忘れているんだろう?」
これは覚えるタイミングの問題です。
どんなタイミングで覚えるかは実は2つあります。
1つ目は、テスト前にテストで出る単語を覚える。
これはテスト前にまとめて覚える方法です。
2つ目は、常日頃単語帳を持参して、繰り返し覚える。
この2つ目はとても大事です。
中学単語は覚えられたけれど、高校単語は膨大で覚えきれないという人は多いのではないかなと思います。それもそのはずです。
学習指導要領の改定で覚える単語数が増え、中学英単語は1600~1800語程度。高校英単語は1800~2500語程度必要と言われています。
難関大学を視野に入れている人はさらに覚える単語数は増えます。
そしてよく聞く話ですが、小テストでは満点が取れたが、数週間後にはもう忘れているということが非常に多いです。
これは1つ目の覚え方の罠です。
テスト前に詰め込みで覚えることは、記憶の中でも「短期記憶」に分類されます。
「短期記憶」とは短い期間しか記憶できないことを指します。
では忘れないようにするにはどうするかということが2つ目の覚え方で、記憶の中でも
「長期記憶」に分類されます。
「長期記憶」とは長期に渡って覚えていられる記憶のことを指します。
英単語の覚える過程で重要なのはこの「長期記憶」です。
受験英語はもちろんですが、英検やTOEIC等の検定試験には単語の出題範囲は明確にありません。
そこまでに完成されているであろう水準の問題を出題してきます。
つまり、1つ目の試験範囲に合わせた覚え方は通用しません。
長々となってしまったので、結論から言うと覚えるタイミングは毎日です。
例えば毎日単語20個ずつ覚えて、1冊を終わらせたら、またもう1周しましょう。
苦手な単語は都度、何度も書いて確認しつつ、例文の中でどのように使われているかもあわせて確認していきましょう。
時間の許す限り、同じ単語帳を何周もしてください。
気づいたら英単語もそうですが、英語が好きになるタイミングが必ずやってきます。
根気強く取り組んでいきましょう。
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