こんにちは。学院長の今井です。

中学受験が一段落し、大学受験・私立高校受験・公立高校受験と続いていきますね。人生でこんなに緊張する経験は幾度とないのではないかと思うほど、大きなプレッシャーがかかります。自身の受験も、受験初日は緊張で力が出し切れなかった記憶があります。周りの受験生たちのペンの進み具合が、耳から自分の精神を追い込んできます。時間をかけた割に答えまで辿り着けなかった問題があると、文字通り目に涙が浮かんできます。最初の科目で思ったように手応えがなく、その後の科目に響くほど動揺してしまう事もあります。

こんな事ばかり書いていると、どんどんネガティブになってしまうのでこの辺にしておきますが、それほど受験生の精神状態は不安定になります。だからこそ、これだけは意識して欲しい！という事があります。

・すべての問題を解こうとしない！

自分が手を付けられる問題には限界があります。時間がかかりそう、難しそうな問題は解かない方が点数は確実に上がります。もう一回言います。解かない方が点数が上がる問題があるってことです。100点を取る必要はありません。

・あきらめも肝心。終わった科目の事は考えない！

試験中の休み時間、次の科目の事を考えて集中しましょう。公式の確認、年号の確認、英単語の確認、何でもいいです。そこで暗記する事が大切なのではなく、前の科目を引きずらない事が大切なんです。

・受験で人生は決まらない。不合格でも全然大丈夫！

塾の先生が言っていいことなのか？と思うかもしれませんが、これ本当なんです。今まで色んな生徒を見てきましたが、常に成功している人間はいません。優秀な大学に通っている人でも、大企業に勤めている人でも、世界的なスポーツ選手でも、失敗をしている人の方が圧倒的に多いです。一時的な成功にあぐらをかいてしまう人の方が成長出来ないように思います。失敗したらどうしようなんて考えなくてもいいんです。

入試当日は、これら３つの「～しない」を意識して、自分の出来る最高のパフォーマンスをしましょう！頑張って！