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戸塚中学2年生 定期テスト分析~英語編~

2021.10.14

こんにちは、サクシード踊場校の田中です。

本日は戸塚中学2年生の問題について、総評を書いていければと思います。

(英語)

一言でいうと定期テストらしくないと言えると思います。

 リスニングについては単純な絵を選んだり選択肢を選ぶといった問題の出題は少なく、情報整理を求める問題が多く出題されていました。神奈川県の入試の特徴をしっかりと捉えられている出題に思えます。リスニング問題のメモの取り方や聞くべきポイント、どのような文が読まれるかの想像力などが試される出題でした。一度しか読まれなかった問題も多くあり、高難度だったかと思います。英文を聞いて重要な単語を書きだす練習を行う必要があります。文章を書き写すディクテーションの練習が有効ですが、その際に答えを導くための単語が書けているかどうかに注目して練習してみて下さい。

 問4~問8の単語・熟語・文法の問題については教科書範囲の会話文の範囲から特殊表現まで幅広く問われていました。本来得点源になりやすい大問ですが、問われ方なども難しく苦戦した方も多かったのではないでしょうか?ポイントになったのは問4については強引に日本語訳を取って考えてしまう必要がありました。問8については、穴埋め問題に思えながらも受験などでも良く頻繁に問われる英作文形式の問題でした。穴埋めの次の文章からヒントを読み取り「日本語の決定」→「和文英訳」といった順番で解く問題です。慣れが必要で、埋めたけれども間違っていたという事も多い問題かと思います。

 問9と問10では長文問題が出題されており、どちらも初見の会話文問題となっていました。こちらも文章内容だけでなく、問題を解いた数の経験が大きく影響するテストだったかと思います。対策としては、長文の訳を書く癖を付ける事が必要です。頭だけで読んで長文演習を終わらせることが良くありますが、単語の抜けや実は主語と動詞の関係性を間違えたまま読めた気がするためOKとなってしまうことがあります。丁寧な訳を作ることは長文で点数を取る為に最も大切な事であり第一歩でもあります。是非、試してみて下さい。また、長文で間違えた問題のやり直しをしっかりと行いましょう。長文問題のミスは、ずばり日本語訳が良く取れていなかった部分がどこかにあるか、長文の中で文法を聞いている問題と分からずに日本語訳で強引に解いてしまったかのどちらかがほとんどです。大切なことは「なぜ」解けなかったかです。この点を意識して練習していきましょう。

以上、総評としましては難しかったです。解き方のテクニックや目の付け所を分かったうえで細かい知識まで入れておく必要がありました。今回のテストの形式を想定するならば、教科書と学校のワークだけにこだわらず、様々なテキストを使ってたくさん演習をして間違えた経験をかせぐことと、その間違いを次は出来るようになっておくことです。英語で最も大切で高難度な要素を突いた良問であったかと思います。英語そのものの実力はすぐにつくものではありません。次回に向けて、今のうちからの動き出しが大切になります。早いうちから汎用性のある実力演習を行っていきましょう。

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