自由研究のアイデア 社会編
2022.07.20
みなさんこんにちは。
川和町校の那谷屋です。
夏休みが間近です。
夏休みといったら?
そう、学校の宿題ですね。
私は提出期限を見ながらギリギリに始めるスタイルでした。
ものすごく大変だったのは書くまでもありません。
体力的にも精神的にも追い詰められ、クオリティも上がらずひどい評価しか取れませんでした。
海で拾った海藻を押し花のようにして提出したこともあります。
これは本当に真似しないでほしいです。
こういうのを反面教師といいます。
できる限り早く宿題は終わらせましょう。
さて、そんな中で生徒たちを一番悩ませる宿題は、やはり自由研究ではないでしょうか。
大人になると、ふと思うことがあるんです。
「いまの自分が40日近く休みを与えられて興味あることなんでも研究していいよって言われたら、めちゃくちゃ楽しいのにな」って。
ある程度の経験も行動力も財力もある大人であれば、オリジナリティあふれる自由研究ができると思うんです。
でも、学生時代はそれができなかった。
面倒くさいというのが最大の理由ではありますが、経験も行動力も財力もありませんでした。
それならそれで、知恵をしぼって面白い研究ができたのかなと今になって思います。
なにかしらの縛りがあるほうが、人間の発想は豊かになります。
今回のブログでは、とっくに学生時代が過ぎてしまった私から、自由研究のアイデアを与えられればと思います。
以前のブログで書いたような気もしますが、探しても見つかりませんでした。
どうやら夢を見ていたようです。
それではどうぞ。
①旅行代金の変動と考察
一人旅が好きな私は特に大変だとも思わずいつもやっています。
まずは旅行サイトをひとつ選びましょう。
じゃらんでもトラベルコでも、なんでもいいです。
スマホからでもPCからでも大丈夫です。
(1)同じ日、同じ目的地で調べる日付を変える
例えば、10月8日~10日の3連休で沖縄旅行をするとします。
飛行機の発着時間や宿泊先は変えずに、「調べる日」を変えてみましょう。
どうせなら毎日調べてみましょう。
1日あたり5分もかかりません。
すると、料金が一定ではないことに気付くはずです。
先のことなのでどうなるかはわかりませんが、おそらくいまは高めのはずです。
「航空券+ホテル」のセットよりも別々に予約したほうが安いからです。
ですが出発日が近付いてくると、セット料金のほうが安くなってきます。
目安として出発日の2ヶ月前くらいです。
その後ゆるやかに上がったり下がったりしながら、30日前くらいにかなり安くなります。
その後はまた上がり始めるはずです。
基本的にもう下がることはありません。
例外的に下がるパターンは、以下の通りです。
・約1週間を切った段階で予約件数が少なかったりキャンセルが出たりした場合
・社会情勢(コロナなど)で外出が抑制された場合
この料金変動をExcelにまとめて、金額が上下している理由や狙い目のタイミングを考察すれば、素晴らしい自由研究になります。
とても実用性があり、しかも費用はかかりません。
(2)違う日、違う目的地で数パターン調べる
例えば、8月13日~15日での沖縄旅行と北海道旅行と大阪旅行を調べてみます。
飛行機の発着時間や宿泊先のグレードも、できるだけ同じにします。
おそらく沖縄が一番高いでしょう。
たぶん次に高いのは北海道でしょうか。
その理由を考えてみましょう。
次に、例えば12月29日~31日で同じ旅行先を調べてみます。
おそらく違う結果になるはずです。
こちらも理由を考えてみましょう。
(1)と違い、調べるのに時間はかかりますが、1日で終わります。
「特に行き先が定まってないけど旅行がしたい!」みたいなときにこのような情報は重宝します。
ちなみに6月から燃油サーチャージが大幅に引き上げされました。
ざっくりですが、片道1万円程度これまでより高くなっています。
こうなった背景を調べてみるのも立派な研究です。
②川と歴史の流れに思いを馳せる
「歴史は流れを覚えるのが重要だよ」という話は飽きるほど言われていると思います。
流れっていったって、戦国時代にはたくさん武将がいておじさんまみれでよくわからないし…。
縄文時代とか弥生時代なら覚えることが少ないからいいんだけど…。
そう、歴史は重ねるほどに人物も出来事も増えていきます。
でも、最初は覚えることは少なかったはず。
それはまるで、源流から本流・支流へと広がっていく川の流れのように。
ということで、歴史の覚え方を考えていたら、なぜか川の流れをたどる旅に出ることになりました。
一番身近な川は、たぶん鶴見川でしょうか。
Wikipediaによると、全長42.5kmらしいです。
歩けない距離ではないですね。
もちろん1日では無理なので、10日くらいに分けます。
どんな川にも源流はあります。
そこからどんどん川沿いをたどっていって海まで出たら、ものすごく感動します。
流れの速さや川幅、橋の本数や大きさをチェックしながら歩いてみましょう。
たくさん写真を撮るといいですね。
家に帰ったら、川の歴史を調べてみましょう。
自分が歩いたたくさんの景色にもたくさんの歴史があります。
最初はチョロチョロとした湧き水だったのに、いつのまにかたくさんの支流を抱え、東京湾を望む広さになっているんですね。
つまり、歴史の流れを覚えるにも中途半端な時代から勉強するべきではないということです。
旧石器時代から始めて、節目節目で何故・何が起きて歴史が変わっていったのか。
それをたどるのが「流れを覚える」ということです。
ちなみに、長時間外を歩く際は全力で熱中症に注意してください。
自由研究としては面白いですが、正直あまり夏休み向けではありません。
決して無理をしないでください。
③アンテナショップを巡って都道府県を感じる
「地理は流れがないから覚えられない!」
そんな嘆きをよく聞きます。
教科書で地理的特徴や特産品を見ても、うーーーん…という人は多いのではないでしょうか。
やはり地理は実際に行ってみて、食べて遊んで体験するのが一番覚えやすいです。
ですが、それには膨大な時間とお金がかかります。
そんなときに便利なのが、アンテナショップです。
銀座・有楽町界隈には各都道府県のアンテナショップがたくさんあります。
たしか50店舗近くあります。
それらを周って都道府県の特徴を覚えようという研究です。
それぞれのお店は営業時間も定休日もまちまちです。
1日ですべて周ろうと思ったら、かなりの事前準備が必要になります。
そして特産品も実に多彩です。
肉だったり魚介だったり野菜だったり果物だったり。
なぜそれらが特産品になるのかを調べてみましょう。
陸の地形的要因、海の地形的要因、気候の地形的要因、すべてが絡み合っているはずです。
それらを調べていくうちに、かなり詳しい日本地図が出来上がります。
数年前に実際にやってみたときは、最低ひとつは何かを買い、お店の外観と買ったものの写真を撮りました。
たしか25000円近くかかったので、そこまではあまりおすすめできません。
調べていくと、実際に行ってみたくなると思います。
そうして私の一人旅趣味は始まったのですが、まあ余談ですね。
時間をかけ、お金をかけない感じで3点ほど紹介しました。
自由研究って、夏休みに入ってから「どうしよう」と悩む時点で負けな気がします。
夏休みに入る前から「あれしようかな、これやってみようかな」と想像を膨らませておけば、きっと楽しい自由研究ができるはずです。
がんばってください。
